日本ユニシスとマイクロソフト、SaaS型SFAソリューション分野で協業〜 Microsoft Dynamics CRM 4.0を活用 | RBB TODAY
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日本ユニシスとマイクロソフト、SaaS型SFAソリューション分野で協業〜 Microsoft Dynamics CRM 4.0を活用

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Dynamics CRMによるOutlookでの連携例
  • Dynamics CRMによるOutlookでの連携例
 日本ユニシスとマイクロソフトは15日、SaaS型(月額課金型)によるSFA(営業支援)ソリューション分野で協業していくことに合意したと発表した。第1弾として、マイクロソフトの総合CRMアプリケーションである「Microsoft Dynamics CRM 4.0」をベースに、SaaS型SFAソリューションを共同で開発する。

 サービス提供は、Dynamics CRMのマルチテナントの形で、物理的に同一のサーバ群を利用しながら、複数企業・組織を別々のアプリケーションシステムとして管理するサーバ運用モデルとなる。ユーザ企業・組織ごとに物理的なサーバ環境を個別に用意するシングルテナントモデルと異なり、Dynamics CRMのマルチテナントを利用したSaaS型サービスの提供は、日本初となる。Dynamics CRMの基本機能であるMicrosoft Office製品との連携や親和性をとくに強化し、Microsoft Office Outlookとの連携での情報共有、Microsoft Excelとのリアルタイム連携などにより、既存のビジネスプロセスに、違和感なくSFAを取り込むことが可能となっており、煩雑な二重入力作業が省力できるという。

 日本ユニシスが自社データセンターにDynamics CRMをベースとするSaaS型SFAソリューションを装備し、2009年1月から販売を開始、2009年3月からSaaS型サービスの提供を開始する。業務テンプレートを開発しているパートナーと協業し、製造業向け基本テンプレートから開発・提供を開始し、順次、他業種向けテンプレートを提供していく予定とのこと。また個々の顧客の営業スタイルに合致させるべく、コンサルティングサービスも併せて提供される予定だ。マイクロソフトは、Dynamics CRMおよび連携する各種サーバ製品を含めた包括的な技術支援を行うとともに、イベントやセミナーなどを通じてCRMシステムの導入促進、定着化を支援する。
《冨岡晶》
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