DNP、非接触ICカード活用のスタンプラリーを開発 〜 テーマパークなどでの利用を想定 | RBB TODAY

DNP、非接触ICカード活用のスタンプラリーを開発 〜 テーマパークなどでの利用を想定

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非接触ICカードが挿入されたスタンプ帳にスタンプを押すと、履歴データを記録し、抽選などに利用可能
  • 非接触ICカードが挿入されたスタンプ帳にスタンプを押すと、履歴データを記録し、抽選などに利用可能
  • 「PiPitSTAMP」概要
  • スタンプ帳にスタンプするとともに、映像表示も可能
 大日本印刷は11日、非接触ICカードを利用したスタンプラリーシステム「PiPitSTAMP(ピピットスタンプ)」を発表、販売を開始した。

 「PiPitSTAMP」は、テーマパーク、イベント会場の回遊や観光地の周遊、店舗への再来店などの促進を目的として、従来のスタンプ帳に非接触ICカードの機能を組み合わせたスタンプラリーシステム。スタンプを押すと同時に、スタンプ内のICカードリーダーライターが、スタンプ帳に挿入された非接触ICカードのID情報を読み出して、押印日時、場所等を履歴データとしてカード内またはICカードリーダーライターに記録する。ID情報は、非接触ICカードの固体番号を利用するため、既存の会員証などの非接触ICカードを流用することも可能。

 システムは、ICカードリーダーライター一体型スタンプと、ICカードを挿入したスタンプ帳で構成。PiPitSTAMP専用の非接触ICカードを使用する場合は、カード内に保存する履歴データを参照することで、抽選などのサービスを提供できる。会員カードなど、既存のカードを利用する場合は、履歴データを各スタンプ内に蓄積し、スタンプを回収することでデータを集約する。利用できる非接触ICカードは、FeliCaとMIFARE。

 スタンプを押す楽しさは保持しながら、履歴データを活用して、スタンプ帳をかざすだけで、プレゼント抽選への応募、スタンプを押した経路の表示といった利便性を生活者に提供するのが狙い。また、スタンプを押す際、読み取り音や光を出す、モニターを接続して映像を表示するといった機能も用意されている。履歴データで生活者の動線を把握し、マーケティング分析に利用するといった使い方も想定されている。

 ICカードリーダーライター一体型スタンプの貸し出しを含む、PiPitSTAMPの利用料金は、8台のスタンプを1か月利用する場合、300万円(税抜)〜。スタンプ帳の製造、非接触ICカードの発行等の料金は別途見積もり。DNPでは今後、ICカードリーダーライター一体型スタンプをネットワーク対応のPCに接続して、履歴データをリアルタイムで集計するネットワーク型のサービスを開発し、2010年春に開始する予定。DNPは、PiPitSTAMPと、非接触ICカード、スタンプ帳などの関連制作物により、2011年度までに20億円の売上を見込んでいる。
《冨岡晶》

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