日本電気（NEC）は10日、Centrino Proを搭載したノートPC「VersaPro タイプVD」や、ハイブリッドHDDを搭載した液晶一体型デスクトップPC「Mate タイプMF」など、法人向けPC計12タイプ30モデルを商品化したと発表した。 VersaPro タイプVDはインテル製の最新プラットフォームCentrino Proを搭載したことにより、セキュリティ機能や保守・管理機能の強化を図ったノートPC。解像度1,280×800ピクセルの15.4型ワイド液晶を搭載する。ベースモデル「VY20A/DD-3」はCore 2 Duo T7300（2GHz）搭載で、GM965 Expressチップセットを採用。そのほか、基本構成の主な仕様は、メモリがDDR2 512MBで、HDDは40GB。BTO対応で、OSはWindows Vista Business、XP Professional(SP2)のいずれかを選択できるほか、メモリ、HDDなどのカスタマイズが可能。また、セキュリティ機能として非接触ICカードで個人認証を行う「FeliCaポート」または指紋による個人認証を行う「内蔵指紋センサ（ライン型）」を追加することができる。基本構成価格は230,475円で、7月出荷予定。 Mate タイプMFはHDDにフラッシュメモリを内蔵したハイブリッドHDDを採用したことにより、OSやソフトウェアの起動の高速化や、スリープ状態からの復帰時間短縮を図った液晶一体型デスクトップPC。解像度1,280×1,024ピクセルの17型液晶を搭載する。ベースモデル「MY24A/FE-3」はCore 2 Duo E6600 (2.40GHz)搭載で、ATI Radeon Xpress 1100/SB 600チップセットを採用。そのほか、基本構成の主な仕様は、メモリがDDR2 512MBで、HDDは40GB。BTOに対応し、OSやメモリ、HDDなどを選択できる。基本構成価格は228,900円で、5月15日出荷。 このほか、本体重量が約958gの軽量ボディを採用し、ACアダプターを従来の225gから110gに変更するなど、軽量化を図ったCore 2 Duo搭載のノートPC「VersaPro UltraLiteタイプVC」など、12タイプ30モデルを順次出荷する。
インテル、社内にWiMAXの基地局を設置 〜 約200個のWiMAXデータ通信カードも配布
