VRエンターテインメント施設として国内最大級の規模を持つ「VR ZONE SHINJUKU」。オープンから約3ヵ月が経つが、来場者のリピート率が8割を超えるなど、満足度の非常に高いアトラクション施設になっているようだ。人気の秘密はどこにあるのだろうか?バンダイナムコエンターテインメント経営企画部広報課の木村隆成氏に案内してもらった。
■全15アクティビティ、約100台のVRマシンが稼働
歌舞伎町にあった映画館「新宿ミラノ座」の跡地で、2019年3月までの期間限定という形で営業しているVR ZONE SHINJUKU。営業がスタートしたのは今年の7月14日。2階建ての施設に全15アクティビティを用意しており、約100台ものVRマシンが同時に稼働しているという。筆者は2016年に東京お台場に期間限定でオープンした「VR ZONE Project i Can」にも行ったことがあるが、VR ZONE SHINJUKUはその何倍も規模が大きいようだ。エントランスを入ると「さぁ、取り乱せ。」というフレーズが目に飛び込んできた。
木村氏はVR ZONE SHINJUKUの方向性について、ゲームセンターの進化というよりは遊園地に代わるような施設を目指していると説明する。「ゲーム大好き!という方々だけでなく、20代30代の若い社会人の方々にも来て欲しい。遊園地に遊びに行くような感覚で、友人グループやカップルに楽しんでいただけたら」。館内では女性客の多さに驚いた。聞けば、来場者の4割以上が女性とのこと。広くてオシャレなフードコートもあるので、デートスポットとしても最適だろう。