災害時には情報発信も! 音声ビーコン搭載の屋外型デジタルサイネージ | RBB TODAY
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災害時には情報発信も! 音声ビーコン搭載の屋外型デジタルサイネージ

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今回展示されていたのは、屋外用途向けデジタルサイネージの新製品。縦設置タイプで画面サイズは55インチ、表示パネルはAGC旭硝子の「infoverre」を採用(撮影:防犯システム取材班)
  • 今回展示されていたのは、屋外用途向けデジタルサイネージの新製品。縦設置タイプで画面サイズは55インチ、表示パネルはAGC旭硝子の「infoverre」を採用(撮影:防犯システム取材班)
  • 左上部に音声ビーコンを搭載。地域と連携したサービスや、スマホと連携し通行人に合わせたサービス等を提供することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 左側中央付近に搭載された人流センサー。広告料の可視化や適正化など、マーケティング面で様々な活用が期待できる(撮影:防犯システム取材班)
  • 防塵防水性能はIP55準拠で温度・湿度センサーも搭載。3G通信機能やフリーWiFiスポット機能を内蔵しており、災害時にはNHKの緊急放送等が割り込み表示される(撮影:防犯システム取材班)
 駅のホームや商業施設などで目にすることが多いデジタルサイネージ。映像による広告は通行人の目を引きやすいものの、一方通行の情報提供では期待した広告効果が得られないこともあるという。

 そこで近年では、双方向性のあるものや利用者に合わせた情報提供が可能なものなど、デジタルサイネージのさらなる進化に期待が高まっている。

 トーメンエレクトロニクスは、東京ビッグサイトで開催された「第1回次世代都市開発EXPO」にて、音声ビーコンや人流センサー等を搭載し、地域との連携やスマートフォンと連動したサービスの提供が可能な屋外型デジタルサイネージの展示を行った。

 音声ビーコンとは、ビーコン信号として一般的なBluetoothではなく、音波を使用してスマートフォンなどに情報を提供するビーコンのこと。その活用例としては、乗車中の車両の列車走行位置や混雑度といった情報を得ることができるスマートフォンアプリ「JR東日本アプリ」が挙げられる。同アプリは、JR東日本の山手線全車両に音声ビーコンが設置することで、アプリと連動してサービス提供を行っている。

 今回展示されていた屋外型サイネージの新製品は、音声ビーコンを搭載することで地域と連携したサービスや個人に合わせた広告表示など、様々なサービスが実現可能。また人流センサー搭載して、マーケティングにも活用可能で、広告クライアントに納得感のある広告料の提示に役立てることができる。

 災害などの緊急時には、NHKの緊急放送や共同通信のニュースが割り込みで表示される仕組みも備えている。

 屋外向けモデルとしてIP55準拠の防塵防水性能を備え、温度や湿度がわかる環境センサーも搭載。表示パネルはAGC infoverreを採用し、画面サイズは55インチ、解像度はフルHD1920×1080。3G通信機能、フリーWiFiスポット機能を内蔵している。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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