インテル、SSDの製造を34nmプロセス技術に移行 〜 1.8インチサイズを第3四半期後半出荷 | RBB TODAY

インテル、SSDの製造を34nmプロセス技術に移行 〜 1.8インチサイズを第3四半期後半出荷

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インテルのSATA SSD
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 インテルは21日、NAND型フラッシュ・メモリを採用したソリッド・ステート・ドライブ(SSD)の製造を、最先端の34nm(ナノメートル)プロセス技術による製造へ移行すると発表した。

 34nmプロセスへの移行にともない、ダイサイズの縮小と先進の技術設計が可能となり、将来的には最大60パーセント低い価格でSSD製品を入手できるようになる見込み。SSDは機械駆動する部分がないため、従来のハードディスク・ドライブ(HDD)と比べ性能の高速化、優れた電力効率と耐衝撃性を実現しており、とくに超薄型軽量ノートブックPCなどで重要な役割を果している。

 34nmプロセス技術によるNAND型フラッシュ・メモリ搭載の「インテル X25-M Mainstream SATA SSD」は、現行の50nmプロセス技術による製品、現行HDDとの互換性を維持するとのこと。従来の50nmプロセス技術によるSSDと比べ、新しいインテルX25-M Mainstream SATA SSDは、改善された反応速度と、ランダム書き込み時に高いIOPS (Input/Output Operations Per Second)を提供するという。新SSDは遅延時間を前世代のインテルSSDと比べ25パーセント削減しており、HDDの遅延時間の約4,000マイクロ秒に比べ、65マイクロ秒(1マイクロ秒は100万分の1秒)に短縮しデータへの高速アクセスを可能にした。またインテル X25-M Mainstream SATA SSDは、ランダム書き込み性能を2倍に向上させ、現在市場に流通している他社のSSD製品との差別化を実現しているという。

 「インテル X25-M Mainstream SATA SSD」(80Gバイト)は21,750円で出荷中、「インテル X25-M Mainstream SATA SSD」(160Gバイト)は42,540円で出荷中、「インテル X18-M Mainstream SATA SSD」(80Gバイト)は21,750円で2009年第3四半期後半出荷、「インテル X18-M Mainstream SATA SSD」(160Gバイト)は42,540円で2009年第3四半期後半出荷となる。「インテル X25-M Mainstream SATA SSD」が標準的な2.5インチのサイズで提供され、「インテル X18-M Mainstream SATA SSD」が1.8インチのサイズでの提供となる。

 インテル コーポレーション 副社長 兼NANDソリューション事業部長のランディ・ウィルヘルム氏は「インテルの目標は、NAND型フラッシュ・メモリで業界初の34nmプロセス技術を採用するだけでなく、前世代の50nmプロセス技術で製造されたSSDと同等以上の性能を引き出すことです。我々が2008年に発表した画期的なSSDは、市場で高い評価を受けました。今回発表の新製品は、同等以上の性能を提供しながら、一般消費者やPCメーカーなど我々の顧客は、わずかなコスト・アップだけで利用することが可能になります」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》

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