位相ひずみでは、送信側と受信側の両方の信号補正回路(イコライザ回路)を同時に適応制御することで、データを正しく補正する技術を開発。また長距離配線によるひずみを補正した後も残ってしまうノイズ成分の影響を軽減するため、伝送データのなかでノイズの影響が少ない部分を選択し、より正確なクロックを得る回路を開発した。なお本技術の詳細は、米国サンフランシスコで2月20日から開催された「国際固体素子回路会議ISSCC(IEEE International Solid State Circuits Conference)」にて発表されている。
《冨岡晶》