日立、Webアプリと通信サービスを連携させる「NGNアプリケーションアダプタ」発表 | RBB TODAY

日立、Webアプリと通信サービスを連携させる「NGNアプリケーションアダプタ」発表

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「NGNアプリケーションアダプタ」の概念図
  • 「NGNアプリケーションアダプタ」の概念図
  • 「NGNアプリケーションアダプタ」第三者呼制御機能の活用例
  • 製品活用例1 宅配サービスにおける配達時刻変更
  • 製品活用例2 コールセンターでのコールバック対応
 日立製作所は21日、インターネットや企業内ネットワークで提供されるWebアプリケーションと、通信事業者や企業内で提供される音声、映像、データなどの通信サービス(テレコム機能)を簡単に連携可能とするソフトウェア「NGNアプリケーションアダプタ」を発表した。

 近年、通信事業者が導入・拡大を推進しているNGNを利用して、通信事業者が提供するテレコム機能をWebアプリケーションから利用するためのインターフェイスを公開する動きがあり、新しいサービスの創出が期待されている。しかしテレコム機能を使用するサービスを開発する場合、たとえば、Webコンテンツから電話をかけるサービスには、電話発信をするために複雑な通信プロトコルであるSIPを実装する必要があった。「NGNアプリケーションアダプタ」を用いることで、開発者にとって難易度の高い通信プロトコル「SIP」(Session Initiation Protocol)を意識せずに、テレコム機能を活用したスピーディなアプリケーション開発が可能となる。サービス提供者は、相手にワンクリックで電話をかける(Click-to-Call)などの機能を追加し、さらに付加価値の高いWebとテレコム機能が連携されたサービスを利用者に提供できる。第三者呼制御(3PCC)機能にも対応する。なお本製品は、既存IPネットワークだけでなく、次世代ネットワーク(NGN)上のサービスにも対応可能。

 「NGNアプリケーションアダプタ」は、Webアプリケーションからの指示をトリガーに、接続したい二端末を呼出し、二者間の接続をするといった一連のSIP通信制御を、自動実行可能なソフトウェアで実現する。またWebアプリケーションからテレコム機能を利用するためのインターフェイスとして、本製品はWebサービスAPIとして広く知られている「Parlay X」に準拠したSOAPインターフェイスを提供する。SIPを意識しないシンプルなAPIで、スピーディな開発が可能とのこと。通信事業者のアプリケーション開発部門や企業の情報システム部門などのサービス提供者向けに、1月25日から販売、3月1日から提供を開始する。価格は税込210万円〜(ハードウェアを除いたソフトウェアの金額。SE、構築、コンサルテーションには別途費用が必要)。
《冨岡晶》

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