三井住友銀行・NEC・OKI、新営業店端末「CUTE」導入でグリーン化を推進
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新営業店端末「CUTE」は、3社が共同で開発し、昨年4月より三井住友銀行の国内本支店約460店に約7000台を導入を完了した。「CUTE」では、従来端末に比べイメージ処理を活用したことで、ペーパーレスの事務処理が強化されている。そのほか、事務処理と顧客対応をワンストップで同時にできる新アプリケーション画面、誰でも正確・効率的に事務処理が行えるSTPナビゲーション機能、取引内容を新端末に入力していくことで顧客の書類記入を大幅に低減する対話型のローカウンター業務サービスなどに対応している。
三井住友銀行では、CUTE導入による営業店業務のIT化によって、年間200人相当の合理化効果が得られたという。また、対話型のローカウンター業務として喪失届受付業務では、書類記入を大幅に低減し、手続にかかる時間を平均約30%短縮したとしている。最終的に、A4用紙換算で年間約300万枚相当のペーパーレスを実現。2009年度中には、A4用紙換算で年間2000万枚相当の紙消費を削減する機能をリリースする予定だ。
NECとOKIは、営業店に設置しているCUTEの稼働状況・障害状況を遠隔操作によってリアルタイムで監視・復旧するシステムを導入するなど、保守サービスのIT化を進め、保守員を営業店に移動させる回数を減らし、環境負荷の少ない保守サービスの提供を開始している。これらのCUTEによるIT化によって、従来端末対比で年間約760トン(従来機対比約△20%以上)のCO2排出が軽減される見込みとのこと。
3社はペーパーレスなどにより得られる費用の一部を、今後5年間にわたって環境活動に拠出。2009年は、東京湾に浮かぶゴミと残土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地を緑あふれる森に生まれ変わらせる「海の森の整備」に寄付するとしている。
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