日本ヒューレット・パッカードは23日、ルーティング情報を元に、次世代IPネットワークの経路全体を可視化・分析できる管理製品「HP Route Analytics Management System v8.11」(RAMS v8.11)を発表した。7月1日より販売・出荷を開始する。
大手企業を中心にNGN(Next Generation Network:次世代ネットワーク)の導入が本格化する一方で、IPネットワーク構成の高度化・複雑化が進み、障害が発生した際の原因切り分けやサービス全体に与える影響の把握が非常に難しくなっている。なかでもルーティングに関連する問題では、レイヤー3でのルーター故障およびIP経路障害がIPネットワークのダウンタイム原因の59%を占めているという(出典:University of Michigan,Sprint)。