SSK(新社会システム総合研究所)は10月15日に、「NGNとIPv6−総務省条件付認可のIPv6マルチプレフィックス−」と題したセミナーを開催する。開催日時:2009年10月15日(木)午後3時〜午後5時会場:明治記念館東京都港区元赤坂2-2-23●重点講義内容株式会社インテック・ネットコア 代表取締役社長荒野 高志 (あらの たかし)氏 2011年に予想されているIPv4枯渇問題をトリガーにして、ISPでIPv6導入の機運が盛り上がってきた。その実現に向けての課題のひとつが、NTT NGNとISPとの接続方式の問題である。 この問題は、単に技術的な方式論にとどまらず、今後の日本のISP業界の構造を大きく変えることになると考えられている。 そこで、昨年から総務省が旗振り役となり、2009年8月にNTTのIPv6接続サービスについて条件付き認可が下りたところである。 本セミナーでは、このトピックを理解するに必要な背景を、政策および技術の両観点から解説し、現在の課題や今後のISP業界大再編に向けた展望を述べる。1.はじめに (1)NTT NGNのIPv6接続サービスの条件付き認可について2.NTTのアクセス網とNGNの現状 (1)NGNとは (2)日本におけるNGN (3)NTTにおける各種フレッツ網 (4)経緯と今後の展開 (5)NTTとISP〜IPv4の接続の考え方と方式3.日本のISP業界の現状 (1)ISP業界の概観と日本ならでは特徴 (2)IPv4アドレス枯渇問題とIPv6導入4.マルチプレフィックス問題 (1)マルチプレフィックス問題とは (2)技術的解決法 (3)今後の展望(本当の可能性)5.NGNのIPv6接続 (1)IPv6接続サービスとは (2)技術様式(案1−案4)の内容と特徴 (3)技術様式案2、案4の戦略的要素 (4)条件 (5)双方の譲歩点 (6)ユーザからみた観点 (7)残る争点6.今後の展望7.質疑応答詳細はセミナー案内(http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2009-10-15-S09292.html)を参照。