【スピード速報(168)】年越しで大減速——年末年始は無線での測定が全体の3割に | RBB TODAY

【スピード速報(168)】年越しで大減速——年末年始は無線での測定が全体の3割に

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時間帯速度推移のグラフ(年末年始)
  • 時間帯速度推移のグラフ(年末年始)
【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回は毎年恒例の「年末年始のスピード傾向」をお伝えする。12月29日(火)〜1月4日(月)の全測定データ(GIGA SPEED分を除く)を無条件に用いて、2時間を単位とする時間帯ごとの平均ダウンロード速度(ダウンレート)と平均アップロード速度(アップレート)を算出し、グラフ化した。

 見ての通り、ダウンレートの最速は2日6〜7時で30.8Mbps、アップレートの最速は3日8〜9時の16.8Mbpsであった。どちらも、昨年同時期の第128回「年末年始の速度傾向は去年そっくり!最速は仕事始めの未明」を大きく下回っているため、その原因を調べたところ、無線インターネットからの測定数が非常に多かったことがわかった。第128回では無線は3%しかなかったが、今回では無線が33%を占めており、内訳を見ると、WiMAXやイーモバイルなどの「NTT系以外の無線」による測定件数だけで全体の3割に達している。2009年が無線インターネット普及本格化の年であったことが伺われる。

 さて、今回のグラフで特徴的なのは、12月31日の深夜から元旦未明にかけての「年越し」で、この時間帯において、ダウンレート、アップレートともに「大減速」している。この時間帯は数年前から携帯電話による通常通話に制限がかかることで知られており「電話がダメならメールで」という利用者が増えた影響と考えることができる。しかし、昨年の「年越し」ではこのような減速は起こっていない。よって、この1年間で利用が大きく増えたサービスが原因だと推定すると、Twitterやmixiのボイス機能のような「つぶやき型コミュニケーションツール(機能)」における「年越しつぶやき」の大量発生や、ブログやmixi日記などへの「年賀書き込み」、年賀メッセージやコメントが目当ての「有名人ブログ初詣」などが思い浮かぶ。今回の結果だけでは推測の域を脱っせないが、1年後にどうなるかに注目したい。
《平野正喜》

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