【スピード速報(146)】ダウンレートにおけるゴールデンウィーク明けは7日(木) | RBB TODAY

【スピード速報(146)】ダウンレートにおけるゴールデンウィーク明けは7日(木)

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縦軸は平均速度(Mbps)、横軸は時間帯。ダウンレートのピーク時間帯は7日(木)の4〜5時台で39.7Mbpsであった。本来の意味のゴールデンウィーク5連休最終日の翌朝であり、年始において「最速は仕事始めの未明」だったことに非常に似ている
  • 縦軸は平均速度(Mbps)、横軸は時間帯。ダウンレートのピーク時間帯は7日(木)の4〜5時台で39.7Mbpsであった。本来の意味のゴールデンウィーク5連休最終日の翌朝であり、年始において「最速は仕事始めの未明」だったことに非常に似ている
【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回は前回の「ゴールデンウィーク前半から中盤」に続いて「中盤から終盤」のスピード傾向をお伝えする。5月5日(火)〜5月11日(月)の全測定データを無条件に用いて、2時間を単位とする時間帯ごとの平均ダウンロード速度(ダウンレート)と平均アップロード速度(アップレート)を算出し、グラフ化した。

 見ての通り、ダウンレートのピーク時間帯は7日(木)の4〜5時台で39.7Mbpsであった。本来の意味のゴールデンウィーク5連休最終日の翌朝であり、ダウンレート最遅だった前日6日(水)の20〜21時台から、この時間帯にかけて急速に上昇している。最遅が21.7Mbpsだったので数時間で2倍近くに達しており、ゴールデンウィーク前半を含めても、この時間帯が最速であった。そして、ゴールデンウィークが6日までだったと仮定すると、この速度変化は年始において「最速は仕事始めの未明だった」ことに非常に似ている。ダウンレートにおけるゴールデンウィーク明けは7日だったのかもしれない。

 そして、アップレートのピーク時間帯は8日(金)の16〜17時台で、速度は24.9Mbpsに留まった。前半のアップレート最速が29.5Mbpsであったから、これをも大きく下回っている。しかし、アップレートの最遅速度は13.4Mbps(11日(月)14〜15時)であり、これは前半の最遅だった12.0Mbpsよりはマシな値であった。ダウンレートとは異なり、アップレートは上下動のやや乏しい一週間だったと言えよう。

 さて、前回も見られた「特異な速度傾向が現れやすい期間の統計でしばしば見られる、速度変化が乏しい時間帯が続く現象」だが、今回のグラフでも「!」マークで示したあたりに現れている。これは9日(土)の12〜13時台から翌0〜1時台までのアップレートで、18.2から19.3Mbpsの間でほとんど変化していない。この現象の発生理由は相変わらずわからないが、年末年始やゴールデンウィーク、三連休などの生活リズムの変化が見られやすい時期になぜか毎回のように起こっている。

 最後に、日ごとの上下動の波形を見比べると、前回のグラフの3〜4日に続いて、今回の5〜6日が、それ以降の波形と大きく異なっていることが興味深い。2日までと同様、7日以降は典型的な上下動で、未明が速くビジネスアワーと夜更けが遅い。しかし、3〜6日の波形ではこの傾向が消えている。今回は非常に長い人が多いと言われたゴールデンウィークだったが、インターネットの速度動向から見ると、実際には3〜6日の4日間が特異な期間だったと考えられる。今後も「特異な速度傾向が現れやすい期間」をターゲットにこのような分析をしていこう。
《平野正喜》

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