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【Embedded Technology Vol.1】電源不要のリモコンをデモ——NECエレクトロニクス

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システム概要
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  • 発電デバイス
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 NECエレクトロニクスは、パシフィコ横浜で開催中の「Embedded Technology 2009」にて、電池レスリモコンのデモを行っていた。

 このリモコンは、振動発電デバイスと低消費電力のRF内蔵マイコンの組み合わせによって実現したもの。タッチキー(表面)を押すエネルギーを振動発電デバイスによって電力に変換。さらに、電源制御技術によって、システム電源に変換している。押さない時は完全に電源が切れている状態とすることができる。

 担当者によると、強い力だと1回でRFが送信される(スイッチのオンオフができる)が、弱い力だと2〜3回押すことで送信される。つまり力加減によって発電量が変わるという状態だ。デモに使われていたものは結構厚い発電デバイス。担当者によると、今回はリモコンとしてデモ
していたが応用分野はほかにもある。「例えば地面に埋め込んでおいて人がその上を歩いたら照明がつくとか、人が何かに触れたら反応してセキュリティー会社に連絡できるなど防犯領域にも活用できる」としている。

 なお、「実用化する時はもっと小さくしたいが、現状では指で押す力で発電できるとなるとこの大きさになってしまう」と話しており、引き続き薄いデバイスを使って実験を行っているという。
《RBB TODAY》
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