日本HP、USBメモリ/SDカード組み込み型の仮想化ソリューションを発表 〜 VMware ESXi 4.0などに対応 | RBB TODAY
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日本HP、USBメモリ/SDカード組み込み型の仮想化ソリューションを発表 〜 VMware ESXi 4.0などに対応

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 日本ヒューレット・パッカードは18日、「HP ProLiant」のオプション製品として、組み込み型仮想化パッケージ製品「4GB USBフラッシュメディアドライブキー/4GB SDフラッシュメディア」の販売を開始した。

 「4GB USBフラッシュメディアドライブキー」および「4GB SDフラッシュメディア」は、ヴイエムウェア社の最新仮想化ソフトウェア「VMware ESXi4.0」や、シトリックス・システムズ・ジャパン社の「Citrix XenServer 5.5」を用いた仮想化環境を簡単に構築できるフラッシュメディアデバイス。

 また日本HPは同時に、「Citrix XenServer」の仮想サーバの管理を効率化する「Citrix XenServer用HP ProLiant Virtual Consoleフルライセンス」を発表した。

 これらの製品は中堅・中小規模企業や小規模システムで仮想化を実現したいユーザーを対象としている。HP ProLiantサーバ向けに最適化されたVMware ESXi4.0およびCitrix XenServer5.5が、日本HPのWebサイトから無償でダウンロードして利用できる形態になり、それぞれの仮想化ソフトウェアをダウンロードした後、フラッシュメディアデバイスにインストールして使用できる見込みだ。また、日本HPの認証したフラッシュメディアデバイスからの利用であるため、HPの保守サポートパッケージ製品であるHP Care Packソフトウェアテクニカルサポートを別途購入することで、VMware ESXiを含めて、保守、サービスをワンストップで受けられる。

 「HP ProLiant Virtual Console」(PVC)は、仮想マシンの設定やパフォーマンス管理など仮想化サーバの管理を効率化する。PVCは、仮想化テクノロジーを初めて使用するユーザー向けに設計されていて、個々のサーバ上の仮想マシンのセットアップおよび管理のためにGUIインターフェイスを提供する。このインターフェイスを使用すると、独立した管理サーバは必要なくなる。「HP ProLiant Virtual Consoleフルライセンス」は、Citrix XenServerをダウンロードする際に90日評価版として提供するPVCを、正規ライセンスにするオプションキット。また、別売りのHP Care Packソフトウェアテクニカルサポートを購入することで、Citrix XenServerを含めて、保守、サービスをワンストップで受けることが可能になる。

 「4GB USBフラッシュメディアドライブキー」の価格は8,400円(税込)、4GB SDフラッシュメディアの価格は8,400円(税込)。出荷開始は10月上旬から。「HP ProLiant Virtual Consoleフルライセンス」の価格は、17,850円(税込)。出荷開始は9月下旬から。
《池本淳》
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