OKI、JAXAに大規模なIPセントレックスシステムを納入 〜 7拠点・約6,000端末を収容 | RBB TODAY

OKI、JAXAに大規模なIPセントレックスシステムを納入 〜 7拠点・約6,000端末を収容

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IPセントレックスシステムの構成図
  • IPセントレックスシステムの構成図
  • JAXAが導入した「SS9100」
 OKIは17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)へ、IPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100」をベースとした企業内IPセントレックスシステムを納入したことを公表した。

 「IPセントレックス」は、一般的には、通信事業者がIPネットワーク経由でPBX機能を企業に提供するサービス形態をいう。音声通信をIPネットワークに統合するとともに、拠点を含む事業所内を一個所で管理・運営するIPテレフォニーシステムの導入形態となる。

 JAXAのシステムは、筑波宇宙センターおよび東京事務所に、モバイル端末とIP多機能電話機をはじめ約2,700端末を設置、2010年度末までには7拠点に合計約6,000端末を収容する大規模なシステムとなる予定とのこと。またIP公衆電話網とFMCサービスの利用により、通信コストを大幅に削減できる見込みとなっている。本システムのIP公衆電話網への接続は、NTTコミュニケーションズとOKIが共同で実施した。JAXAは、2003年に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)が1つになり誕生した、ロケット・人工衛星などの打ち上げをはじめ、宇宙航空分野の基礎研究および開発・利用を行う独立行政法人。そのためJAXAでは全国の拠点ごとに異なる電話設備を利用しており、これらの電話設備を統合することによる、通信コストおよび運用管理コストの削減を検討していた。また、JAXAの職員が全国の事業所に出張した場合に、全国のどの事業所でも均一な電話サービスを享受できる通信環境の整備と、モバイル端末の導入による業務改革を検討していたという。

 本システムをコントロールする「SS9100」は、筑波宇宙センターに設置され、IP専用線「JAXA net」を介して全国事業所の端末を制御。現在までに、筑波宇宙センターにはモバイル端末とIP多機能電話機をはじめとする端末が約2,500台設置され、「JAXA net」を介して東京事務所の約200台の端末と内線接続が可能となっている。今後、順次全国の事業所への拡張を行い、最終的には2010年度末までに全国7拠点に約6,000端末を収容する、大規模な企業内IPセントレックスシステムとなる予定。また、通信コストの見直しのため、NTT ComのIP公衆電話サービス「.Phone Direct」を150回線採用した。さらに、出張の多い職員にはウィルコムのFMCサービス「W-VPNTM」に対応したPHS端末「WX330J-Z」が配付され、職員同士は全国どこでも定額料金での内線通話を可能にしたという。
《冨岡晶》

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