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F5、米国連邦標準規格FIPSに準拠した「BIG-IP 6900」の提供を開始

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「BIG-IP 6900」
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 米F5ネットワークスは現地時間15日、情報処理に関する米国連邦標準規格FIPS(Federal Information Processing Standards)に準拠したアプリケーション・デリバリ・コントローラ「F5 BIG-IP 6900」を発売した。

 FIPSは米国国立標準技術研究所の標準規格で、重要情報の管理に必要なセキュリティ保持と暗号化の手法について定められている。米国政府機関は、FIPS認証製品を使用するよう法律で求められており、高度なセキュリティを必要とする多くの企業も、自社のベスト・プラクティスを実行する際の基準としてFIPSを念頭に置いているという。

 「BIG-IP 6900 FIPS準拠モデル」はFIPS 140-2 Level 2の認証を受けており、アプリケーション配信のパフォーマンス向上とSSL暗号化によるトラフィック保護に対応する。暗号キーとデータの両方をハードウェアによるセキュリティ・モジュールに格納、処理、暗号化することで、毎秒2万トランザクションのSSLコネクション処理と毎秒3.6ギガビットの暗号化通信処理を可能としている。サーバ単位ではなくBIG-IPシステム上にFIPSセキュリティを運用することで、コンプライアンス準拠に要するコストを20〜25%節減できる見込みだ。日本国内における販売は、2009年7月の予定。
《冨岡晶》
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