F5、TMOSとの統合強化・性能向上が図られた「BIG-IP Application Security Manager 9.4.3」 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

F5、TMOSとの統合強化・性能向上が図られた「BIG-IP Application Security Manager 9.4.3」

エンタープライズ その他
 F5ネットワークスジャパンは28日、BIG-IP Application Security Manager(ASM)ソリューションの最新版、バージョン9.4.3を発表した。BIG-IP ASMモジュールの価格は339万円。保守契約下のユーザーには無償でバージョンアップが提供される。

 BIG-IP ASM 9.4.3では、F5ネットワークスジャパンのアプリケーション・デリバリ・ソリューション「TMOS」のプラグインアーキテクチャとの統合が強化されたほか、アプリケーションセキュリティ環境を構成する複数レイヤの透過的な総合管理が可能となった。また、圧縮、キャッシング、レートシェイピング、SSLオフロード、TCPコンテンツ操作、TCP ExpressなどのネイティブTMOS機能によるパフォーマンス向上も図られている。

 セキュリティポリシーを作成、保守、更新するエンジン「リアルトラフィックポリシービルダー」は、リクエストとレスポンスを解析することにより、アプリケーションがやりとりする双方向のトラフィックフローを検査して異常を検出するとセキュリティポリシーを適切な状態まで自動的に強化する。また、Microsoft SharePoint、Microsoft Outlook Web Access、SAP NetWeaver、Lotus Dominoといった業界標準アプリケーションに対して、すぐに使えるプリセットのポリシーが提供されている。さらに、統合CMLファイアウォール機能を活用することで管理者による追加コードの記述やXMLセキュリティポイント・ソリューションの導入をすることなく、セキュリティチェックの負荷が分散され、相互運用性が保証される。
《富永ジュン》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top