F5とNTTデータ、負荷分散における運用自動化で協業〜PRORIZEにBIG-IP LTMが標準採用
エンタープライズ
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
愛知県教育委員会、F5の「FirePass」を採用、教育用ネットから行政ネットの利用が可能に
-
日本ラドウェア、ソフトウェアライセンス方式で処理能力を高められる負荷分散装置
具体的には、NTTデータのシステム基盤構築ソリューション「PRORIZE(プロライズ)」の構成製品に、F5のアプリケーション配信装置(負荷分散装置)「BIG-IP Local Traffic Manager(BIG-IP LTM)」が標準採用された。
PRORIZEは、ベンダとのアライアンス体制により、ベンダ間での製品の相性問題にも対応した高品質なシステム基盤を開発するとともに、開発から運用保守までシステムのライフサイクル全般をサポートしたソリューション。一方BIG-IP LTMは、顧客要件に合わせて多様なトラフィック制御を可能とするiRule機能などを備えたアプリケーション配信装置となる。
NTTデータとF5は、今後、BIG-IP LTMとPRORIZEの運用管理サーバ(NTTデータ開発の運用管理ツールHinemosなど)を連携させる専用機能を共同で開発するとしている。まずはBIG-IP LTMに対応した運用自動化機能を、12月末を目標に開発する予定で、この運用自動化機能ではiControl APIを利用し、PRORIZEのシステム管理マネージャが外部よりBIG-IP LTMを自動制御することにより実現するという。この機能により、たとえばメンテナンス対象のサーバへのトラフィックを自動制御するなど、従来ではシステム管理者が手作業で行う必要があった作業を自動化し、作業ミスを排除することに加えてシステム管理者の負荷軽減、運用コストの削減となる見込み。
そのほか今回の協業に合わせて、専任のアライアンス体制を設け、導入から運用までサポートする体制を実現するとしている。NTTデータではPRORIZEをはじめとするソリューションを適用したシステム構築で、3年後に100億円の売上を目標としている。
関連ニュース
-
愛知県教育委員会、F5の「FirePass」を採用、教育用ネットから行政ネットの利用が可能に
-
日本ラドウェア、ソフトウェアライセンス方式で処理能力を高められる負荷分散装置
-
ネットワールド、ロードバランサーの最新版「Equalizer v8.0」を発売〜サーバ負荷分散を最適化
-
F5、日立のSOAプラットフォーム「Cosminexus」とBIG-IPとの連携を強化
-
IIJ、同社バックボーン直結でギガクラスの帯域幅が利用可能な「IIJ大規模コンテンツ配信サービス」
-
NEC、ソフトバンクモバイルよりIMS方式フェムトセルシステムを受注
-
トレンドマイクロ、簡単に導入できるゲートウェイ向けバーチャルアプライアンス2製品
-
ネットショッピングサイト「カウイチ」がアイシロンのクラスタストレージを導入
-
OKI、大規模運用機能、負荷分散機能を搭載したビデオ会議システム「Visual Nexus ver3.2-3」
-
サービスを提供するSaaSからプラットフォームを提供する「PaaS」の時代に——セールスフォース
-
日立、ネットTV向けHTTPストリーミングサーバシステムとコンテンツ制作支援システム
-
JAXA、P2Pで5Mbpsのハイビジョン動画配信を開始——「かぐや」の動画をPCで再生
-
NEC、機能強化されたインターネットアプライアンスサーバ「Express5800/InterSecシリーズ」
-
日立、アドバンストサーバ「HA8000」シリーズにVMware ESX Server 3i標準搭載モデル
-
【コラム】あえて、ミクシィ方式を擁護してみる
-
日経BP、「ITpro EXPO AWARD」を発表〜大賞はサイボウズ「ガルーン2 次期バージョン」
-
F5 Acopia製品による仮想化事業戦略——WAN Jetとの包括的ソリューション