【スピード速報(132)】《ブロードバンドアワードSpecial》中部地区を引っ張るコミュファの8時台は75.1Mbpsの超高速 | RBB TODAY
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【スピード速報(132)】《ブロードバンドアワードSpecial》中部地区を引っ張るコミュファの8時台は75.1Mbpsの超高速

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縦軸は平均速度(Mbps)、横軸は時間帯。コミュファのダウンレートは全ての時間帯において中部地区全データ平均を上回っており、中部地区全体のグラフを持ち上げているような印象がある
  • 縦軸は平均速度(Mbps)、横軸は時間帯。コミュファのダウンレートは全ての時間帯において中部地区全データ平均を上回っており、中部地区全体のグラフを持ち上げているような印象がある
【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回から数回に渡って「RBB TODAY ブロードバンドアワード2008 ベストキャリアアワード」のスペシャルをお送りしよう。毎回、各地区のベストキャリア・スピード部門の最優秀事業者にスポットライトを当て、いろいろな角度からその強みを検証していく。

 今回は、中部地区のベストキャリアに輝いた中部テレコミュニケーション(コミュファ)の平均ダウンロード速度(ダウンレート)の時間帯速度を分析する。2009年1月6日〜2月2日の中部地区における測定データから、キャリアがコミュファと明記されたものを抽出し、時間帯ごとのダウンレートを1時間単位で集計した。なお、地区別&キャリア別統計のため、1週間分では件数が充分ではないことから、今回は4週間分のデータを用いている。

 図を見ての通り、コミュファのダウンレートの最速は8時台で、75.1Mbpsという超高速を記録した。中部地区全データ平均の最速は同じ時間帯の47.3Mbpsなので約1.6倍の差になっている。なお、最遅時間帯については、コミュファは23時台の27.6Mbps、中部地区全データ平均では16時台の19.8Mbpsであった。

 そして、全ての時間帯においてコミュファのダウンレートが中部地区全データ平均を上回っている。特に未明2時台から朝9台において中部地区全データ平均に大差を付けており、9時台(67.0Mbps)は中部地区全データ平均(32.0Mbps)の2倍以上という圧倒的な大差だった。ただし、夜21時から0時にかけてはあまり差がないことから、コミュファのダウンレートは時間帯による高低差が大きいことがわかる。

 次に全体の波形を比較すると、コミュファのグラフと中部地区全データ平均のグラフの波形は「若干のズレはあるが、似通った傾向を示している」ことがわかる。今回、キャリアがコミュファだと明記されていたデータは全データの12.4%であったから、8分の1にあたるコミュファの積極的なユーザが中部地区全体のグラフを持ち上げているような印象である。

 さて、果たしてベストキャリアアワードを受賞した各キャリアには、どういう背景があるのだろうか、次回以降、地区毎にいろいろな角度から分析していこう。ご期待のほどを。
《平野正喜》
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