【スピード速報】7時台のKDDIと中部テレコミュニケーションの平均ダウンロード速度は80Mbps超! | RBB TODAY
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【スピード速報】7時台のKDDIと中部テレコミュニケーションの平均ダウンロード速度は80Mbps超!

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縦軸は平均速度(Mbps)、横軸は時間帯。日付や曜日を問わずに無条件に1時間単位で集計している。KDDIとCTCのダウン速度が最速なのは7時台で、なんと80Mbpsを上回る超高速である。最遅な14時台でも47.4Mbpsであり「時間帯を問わず高速」だと言えるだろう
  • 縦軸は平均速度(Mbps)、横軸は時間帯。日付や曜日を問わずに無条件に1時間単位で集計している。KDDIとCTCのダウン速度が最速なのは7時台で、なんと80Mbpsを上回る超高速である。最遅な14時台でも47.4Mbpsであり「時間帯を問わず高速」だと言えるだろう
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 今回は第62回「OCN、未明のダウン速度は速いが、朝から昼は平均以下」と第78回「中部テレコミュニケーション買収でKDDIの速度分布はこう変わる!」のフォローとして、KDDIと中部テレコミュニケーション(以下、CTC)の2社合計における時間帯別平均ダウンロード速度(ダウン速度)を分析する。2008年9月23日〜29日の測定データからKDDIとCTCにおけるダウンロード速度を抽出し、時間帯ごとに平均速度をグラフ化した。

 なお、KDDIとCTCの測定数の和が全体の測定数に占めるシェアは約6%であった。

 図を見ての通り、KDDIとCTCのダウン速度が最速なのは7時台で、なんと80Mbpsを上回る超高速であることがわかった。なお、全データにおける最速も同じ7時台だが、そのダウン速度は35.8Mbpsに留まり、KDDIとCTCの速度の半分にすら達していない。よって、6%程度しかないKDDIとCTCの測定データが全体の平均を大きく引っ張り上げていると想定できる。

 これに対して、KDDIとCTCのダウン速度が最遅なのは14時台であり、最速時の6割程度の47.4Mbpsとなっている。しかし、この速度は全データにおける最速(35.8Mbps)のはるか上であり、1年前の第62回「OCN、未明のダウン速度は速いが、朝から昼は平均以下」で得られたOCNの最大ダウン速度(36.2Mbps:4時台)をも上回る。KDDIとCTCのグラフは、全データのグラフに比べると上下動が激しいが、この14時台を除けば常に50Mbps以上の速度を保っており「時間帯を問わず高速」と言って良いだろう。

 さて、全データのグラフを1年前の第62回「OCN、未明のダウン速度は速いが、朝から昼は平均以下」で得られたグラフと比較すると、どの時間帯においてもこの1年で10Mbps程度上昇していることがわかる。よって、各社の最大ダウン速度も大きく変化していることが予想できる。今後、OCNなどシェアが大きなISPやキャリアについて同様な分析を行っていこう。
《平野正喜》
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