MS、アプレッソなど3社、Office製品とJava Servlet環境でデータ同期するソリューションを共同開発 | RBB TODAY
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MS、アプレッソなど3社、Office製品とJava Servlet環境でデータ同期するソリューションを共同開発

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相互運用性に関する実証実験の構成
  • 相互運用性に関する実証実験の構成
 アプレッソ、ソフトブレーン、マイクロソフトの3社は17日、Microsoft Office製品とJAVA Servletで作成された営業支援システム(SFA)間での一元的なスケジュール管理を可能とするソリューションを共同で開発したことを発表した。

 本ソリューションは、Microsoft Office SharePoint Server 2007および Microsoft Exchange Server 2007と、ソフトブレーンが提供するSFAであるeセールスマネージャーの双方を導入している顧客からの「一元的にスケジュール情報を同期したい」という要望に対応したもの。3社共同でデータ内容をスケジュール情報、To Do情報に絞り、通常の入出力よりもさらに高度なデータの相互同期を実現するためのコンポーネント「PIM Synchronizer(仮称)」を開発した。アプレッソのDataSpider Servista のコアコンポーネントを利用したほか、SharePoint、Exchange、eセールスマネージャーへの接続部分は今回のために独自で開発が行われた。

 さらに12月15日および16日の2日間、調布市のマイクロソフト イノベーション センター(MIC)において、相互運用性に関する実証実験が行われた。実証実験では、サーバ4台とクライアントPCを用意、スケジュールとTO DOの同期を検証。その結果、このコンポーネントを用いて、Office SharePoint Server 2007、Exchange Server 2007 およびeセールスマネージャー 7.1間でシステム間の相違を越えて情報同期に対応できることが確認されたという。今後3社は、共同開発したソリューションの製品化を進め、より簡単に一元的な情報同期を可能にするとともに、本ソリューションで用いる共通スキーマの標準化に向けて取り組む予定だ。すでに3社は、日本の有力ソフトウェアベンダーが参加するMade In Japan Software Consortium(MIJS)に対し、3社が共同作成したスケジュールおよびTo Doに関する共通スキーマの提案を実施、標準化に向けた検討を働きかけているとのこと。ソフトウェアの販売開始時期は2009年春を予定している。
《冨岡晶》
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