8K技術で遠隔医療!NTTデータ経営研究所らが実証実験へ | RBB TODAY

8K技術で遠隔医療!NTTデータ経営研究所らが実証実験へ

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病理画像の拡大図。左が8Kスーパーハイビジョン画質、右は従来のハイビジョン画質。8K技術を活用して高画質な映像を遠隔地に伝えることで、従来の遠隔医療では対応が困難であった細かな病変の発見等が期待される(画像はプレスリリースより)
  • 病理画像の拡大図。左が8Kスーパーハイビジョン画質、右は従来のハイビジョン画質。8K技術を活用して高画質な映像を遠隔地に伝えることで、従来の遠隔医療では対応が困難であった細かな病変の発見等が期待される(画像はプレスリリースより)
  • 「遠隔病理診断モデル」の概要。虎の門病院と東京大学医学部附属病院の間に8Kカメラをセットした遠隔操作顕微鏡システムを構築し、遠隔診断と直接診断の比較検証を行う(画像はプレスリリースより)
  • 「遠隔診療支援モデル」では、固定回線が開通していない離島等の医療機関への導入も想定されるため、映像伝送回線として衛星通信を利用して実証実験を行う(画像はプレスリリースより)
  • 8Kスーパーハイビジョンは日本発の次世代放送技術として開発が進められている技術。従来のハイビジョン画質の約16倍にあたる3,300万画素という超高精細画像の撮像・記録・伝送・表示が可能(画像はプレスリリースより)
 NTTデータ経営研究所は6日、8Kスーパーハイビジョン技術(8K技術)を活用した遠隔医療の効果検証を12月より実施すると発表した。

 同実証実験は、総務省から受託した「8K技術を活用した遠隔医療モデルに関する実証」において行われるもので、NTTデータ経営研究所、NHKエンジニアリングシステム、NHKエデュケーショナル、NTTコミュニケーションズ、スカパーJSATの5社が協力して行う。

 8K技術を活用した遠隔医療のモデルとして、特に有効性が高いと思われる「遠隔病理診断モデル」と「遠隔診療支援モデル」を選定した実証実験で、医学的観点から効果を発揮するかどうか、医療機関間での伝送や画像の技術的な課題はないか等について検証する。

 「遠隔病理診断モデル」では、虎の門病院と東京大学医学部附属病院の間で8Kカメラをセットした遠隔操作顕微鏡システムを構築。虎の門病院に設置した8K顕微鏡を、東京大学医学部附属病院の病理医が遠隔操作して病理診断を行う。併せて顕微鏡で実物を直接観察する通常通りの病理診断も行い、診断結果の差や診断にかかる負担等の差を検証する。

 一方、「遠隔診療支援モデル」では、長崎県の離島にある上五島病院と、長崎大学病院との間にて、遠隔診療支援モデルに関する実証実験を行う。この実証実験でも遠隔診療と対面による通常の診療を行い、診断結果の差や患者に与える安心感等の差を検証する。同モデルは離島等の医療機関への導入も想定されるため、映像伝送回線に衛星通信を利用する予定だ。

 将来的には日本各地において遠隔診療支援システムや遠隔病理診断システム、超高精細画像情報データベースを構築し、8K技術を活用した超高精細映像の利活用を促進。通常診断でも認識することができなかった細かな病変の観察や、超高精細映像を活用した新しい診断支援システムの実現を目指していくという。

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《防犯システム取材班/鷹野弘》

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