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【オトナのガジェット研究所】スマホ操作の実現で生活が変化!? 新型ルンバをレビュー(動画あり)

IT・デジタル その他
iPhoneやAndroidスマホから「iRobot HOME」アプリを使って動かせる
  • iPhoneやAndroidスマホから「iRobot HOME」アプリを使って動かせる
  • スマホによる操作にも対応したiRobotの「ルンバ980」
  • 天面にある家のマークのボタンが「Dock」。「CLEAN」ボタンの右側にあるのが「Spot」ボタン
  • エッジクリーニングブラシを搭載して、部屋の隅まで丁寧に掃除してくれる
  • ゴム素材を使った特殊な形状のクリーニングヘッド「エクストラクター」
  • 本体底部のフロアトラッキングセンサー
  • 本体のリア側に着脱式のダスト容器を配置
  • 充電中のルンバ
■ルンバが掃除の習慣を変えてくれる

 実際に使ってみて、掃除スケジュールをタイマー予約できる機能はとても便利だった。毎朝ルンバが掃除を始めるようにセットしておけば、目覚まし代わりにもなるから、一人暮らしのユーザーにも有り難い。

 何より、ロボットがなければ「毎朝掃除する」ことを習慣にするのは難しいだろうし、これができればわが家がいつもきれいに保てること請けあいだ。

 スマホ対応になったことで、ルンバの働きぶりが”見える化”できるので楽しい。清掃回数や清掃時間などの履歴がデイリーに把握できるし、ダスト容器の交換時期の目安などもグラフ化されているのでわかりやすい。メンテナンスの正確さが上がるので、愛機のルンバが故障せずに長く使えるようにもなるだろう。

 iAdaptのセンサーを活用して、ルンバが一日の掃除で動いた軌跡をマップ化できればさらに便利で面白いと思う。「今日は部屋のどこからどこまで掃除した」ということが見える化できたら、掃除してほしい所だけを効率よく掃除できるようにもなるのではないだろうか。

 実際に使用していると、やはりロボットなので同じ箇所を何度か繰り返し行ったり来たりしながら掃除していることもあった。マニュアル設定で重点掃除箇所の指定や調節ができたら便利だと思う。

 筆者は今回ルンバを初めて使ったため、実はテストの間、ルンバと並んで動きながら、部屋の真ん中に落ちているクッションや洗濯物をどけたり、ルンバが走りやすいスペースを作るために奔走していた。

 ルンバと何度か掃除をしていると、「部屋に無駄なものを置かずに、ルンバがすいすい動ける家にしたい」という思いはどんどん大きくなっていった。

 もっとも、そんな手間がかかることが便利な暮らしと言えるのかどうか微妙なのかもしれないが、プラス思考で捉えるならば、ルンバを手に入れたら、普段から無駄にものを増やさない、

 家の中を整理整頓するという習慣が徹底して身につけられるようになるだろう。一緒に掃除しているとルンバに愛着も沸いてきて、段々と日々の掃除に欠かせないパートナーに育ってしまった。これはぜひわが家にも一台欲しいなと思う反面、価格も125,000円(税別)とそれなりに高額なので、やはりおいそれとは手が出せない。他のルンバの現行ラインナップと比較検討してみても、便利なスマホアプリ「iRobot HOME」が活用できるのは今のところ最上位の“980”だけ。ほかの機種でできることの範囲でも自分の期待にマッチするのかも含めて、ただいま購入を本格検討中だ。

《山本 敦》
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