プログラミング学習者向けWebメディア「プロリア プログラミング」が女性エンジニア52人を対象に実施した調査で、エンジニア転職に対する満足度が96%と非常に高いことが明らかとなった。

調査によると、エンジニア転職を成功させた女性の96%が「良かった」または「とても良かった」と回答。5点満点での満足度スコアは4.2と高評価だった。また、81%が「収入が上がった」と回答しており、転職による経済的メリットも大きいことが示された。

就業形態では正社員が83%(43人)と大多数を占め、勤務スタイルはオフィス出社とリモートワークの組み合わせが38%、社内勤務が40%となっている。これらの結果から、エンジニア職が安定した雇用と柔軟な働き方を両立できる職種であることがわかる。


エンジニアになろうと思った理由としては、「専門的なスキルを身につけ、手に職をつけたい」(75.0%)、「出産・育児などライフステージに合わせた柔軟な働き方がしたい」(63.5%)が上位を占めた。

年収面では、「300万円以上500万円未満」の層が最も多く57.7%を占め、全体の76.9%が年収300万円以上、19.2%が年収500万円以上となっている。

学習方法としては、プログラミングスクールが52%と最も多く、次いで独学が29%となっている。

一方で課題も明らかになった。女性エンジニアが職場で経験した苦労として、「職場にロールモデルがいない」(37%)が最も多く、次いで「生理など体調不良を言い出しづらい」(33%)、「昇給・昇進しづらい」(27%)が挙げられた。

アンケート結果ページ:https://prorea.jp/programming/columns/user-survey-woman-engineer