SIXPADから生まれたEMSフルボディスーツを装着!代官山に登場した近未来ジムではどんなトレーニングができるのか | RBB TODAY
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SIXPADから生まれたEMSフルボディスーツを装着!代官山に登場した近未来ジムではどんなトレーニングができるのか

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EMSフルボディスーツはBluetoothにより、トレーニング管理をおこなうコントロールタワーと通信をおこなう。モーションセンサーとはEthernetで通信している
  • EMSフルボディスーツはBluetoothにより、トレーニング管理をおこなうコントロールタワーと通信をおこなう。モーションセンサーとはEthernetで通信している
  • EMSフルボディスーツには9部位18箇所の筋肉部位に電極を配置。筋電気刺激を受けながら身体を動かすことで、全身の筋肉を同時に鍛えることができる
  • 7月にグランドオープンするSIXPAD STATION 代官山(東京都目黒区青葉台1-4-10代官山LOGビル1・2階)
  • 施設の狙いを説明する、SIXPAD STATION プロジェクト マネージャーの伊藤宏紀氏
  • トレーニングスペースは6名ぶんを用意。1名あたりトレーニングに15分、前後の支度に15分を見込んでおり、予約枠は30分で受け付けている
  • EMSフルボディスーツに身を包み、トレーニングに臨む参加者。わずか15分のプログラムなのに、全身がヘトヘトになるほど身体には負荷がかかっている
  • 施設にはロッカールーム、シャワールームのほか、身体を鍛えた後に心を整えられるZENROOM(別途、オプション料金が必要)なども用意している
 代官山の街中に、SIXPADブランドから誕生した近未来型EMSトレーニング・ジムがオープンする。その名も”SIXPAD STATION 代官山”である。一体、どんなジムなのだろうか?メディア内覧会に参加した。

7月にグランドオープンするSIXPAD STATION 代官山(東京都目黒区青葉台1-4-10代官山LOGビル1・2階)
7月にグランドオープンするSIXPAD STATION 代官山(東京都目黒区青葉台1-4-10代官山LOGビル1・2階)


「EMS」トレーニングのメリットは?


 SIXPADとは、サッカーのC.ロナウド選手のコマーシャルでもおなじみのEMSトレーニング器具。このジムではSIXPADを起点にした、全身を鍛える新しいトレーニングシステムを提案する。まずは6月1日にプレオープンした後、一般に向けては7月にグランドオープンする予定。MTG社でSIXPAD STATION プロジェクトマネージャーを務める伊藤宏紀氏が施設を案内した。

施設の狙いを説明する、SIXPAD STATION プロジェクト マネージャーの伊藤宏紀氏
施設の狙いを説明する、SIXPAD STATION プロジェクト マネージャーの伊藤宏紀氏


 このジムでは、「EMSフルボディスーツ」を着用してトレーニングをおこなう。EMSとはElectrical Muscle Stimulation=筋電気刺激の略。体の中心と左右対称、9部位18箇所に電極が設置されており、これにより全身の筋肉を同時に鍛えることができるのが特徴だ。具体的には、大腿部(太もも)、大胸筋、広背筋(背中)、腹直筋(お腹)、腹斜筋(わき腹)、上腕二頭筋、上腕三頭筋を鍛えることができるという。

EMSフルボディスーツには9部位18箇所の筋肉部位に電極を配置。筋電気刺激を受けながら身体を動かすことで、全身の筋肉を同時に鍛えることができる
EMSフルボディスーツには9部位18箇所の筋肉部位に電極を配置。筋電気刺激を受けながら身体を動かすことで、全身の筋肉を同時に鍛えることができる


 トレーニングメニューはモーション1から始まり、5まで用意されている。1メニューあたり最長でも3分ほどで、インターバルを挟んでも15分で済んでしまう計算だ。それにしても、わずか15分では鍛えた気がしないのではないだろうか?

トレーニングスペースは6名ぶんを用意。1名あたりトレーニングに15分、前後の支度に15分を見込んでおり、予約枠は30分で受け付けている
トレーニングスペースは6名ぶんを用意。1名あたりトレーニングに15分、前後の支度に15分を見込んでおり、予約枠は30分で受け付けている


 一般的に、筋肉が効果的に鍛えられる目安として、最大筋力の75%くらいの負荷で10回トレーニングをおこない、これを3セットおこなうと良いと言われている。全身でこれをおこなうには、通常は約90分かかる。それがSIXPAD STATIONでは15分で済む計算だという。

EMSフルボディスーツに身を包み、トレーニングに臨む参加者。わずか15分のプログラムなのに、全身がヘトヘトになるほど身体には負荷がかかっている
EMSフルボディスーツに身を包み、トレーニングに臨む参加者。わずか15分のプログラムなのに、全身がヘトヘトになるほど身体には負荷がかかっている


デジタルミラーと連動!トレーニング効果を見える化


 もっとも、EMSフルボディスーツを使用するメリットは時短だけではない。同スーツは、レベルの調整や、効果の測定、ログの記録、結果のスコア化などをおこえるコントロールタワーとBluetoothで接続できる。これにより、その人に最適なメニューを用意できる。また、モーションセンサーを内蔵。利用者の動きがデジタルトレーニングミラーにトレースされるため、身体を動かしながら筋肉のどこが鍛えられているか、腕はしっかり伸ばせているか、姿勢は正しいか、などを逐一チェックできる。

EMSフルボディスーツはBluetoothにより、トレーニング管理をおこなうコントロールタワーと通信をおこなう。モーションセンサーとはEthernetで通信している
EMSフルボディスーツはBluetoothにより、トレーニング管理をおこなうコントロールタワーと通信をおこなう。モーションセンサーとはEthernetで通信している


 米国市場との比較を通じて、伊藤氏は「日本国内の現状として、スポーツジムやフィットネスクラブに通う人の割合は、まだ高くはありません。ジムに通わない主な理由を聞くと、時間がない、効果が分かりづらい、楽しくないが上位に挙がる」と指摘する。

 そこでSIXPAD STATION 代官山では、全身を同時に鍛えることで15分で済む / 科学的に実証された効果の高いプログラムを用意 / 効果がフィードバックされるので楽しさが続く、といった側面を強く訴求していく。フィードバックについては、自分のフォームがどのくらい正しかったかスコアで確認でき、また筋肉厚の変化をグラフに表示することでトレーニング効果を確認できるようになっている。



気になる利用料金は?


 ここで改めて、利用料金について紹介しておきたい。EMSトレーニング(15分)、専用EMSスーツの貸し出し、施設利用(ロッカー・シャワー)、タオル・アメニティ貸し出し、「キララ富士山の天然水」の提供、これらを含めてトライアル(初回体験)では3,000円(税別、以下同)、ドロップイン(1回利用)なら8,000円で提供する。マンスリー継続プランについては、店頭で案内するという。

施設にはロッカールーム、シャワールームのほか、身体を鍛えた後に心を整えられるZENROOM(別途、オプション料金が必要)なども用意している
施設にはロッカールーム、シャワールームのほか、身体を鍛えた後に心を整えられるZENROOM(別途、オプション料金が必要)なども用意している


 なおトレーニングには、体験者を勇気づけ応援してくれるトレーニングスペシャリストがつく。レベル調整などのオペレーションのほか、「何kg痩せたい」「この筋肉を鍛えるにはどうしたら良いか」といった相談にも1対1で対応してもらえる存在だ。

国内500店舗、世界で5000店舗を目指す


 ブランド開発カンパニーを自負するMTG社では、これまで数々のブランドを開発してきた。事業戦略についてはグローバル展開に重きを置いているとのこと。伊藤氏は「2年がかりでプロジェクトを進めてきた。この代官山の店舗を旗艦店にして、今後は日本国内で500店舗、世界で5,000店舗の展開を目指していく」と意気込む。

 競合となるフィットネスジムについて聞くと「最後発となるので、先行のジムさんは全て競合とも言えるけれど、トレーニングの中身がまったく違うので、直接的に競合となるジムはないとも言える。皆さん一緒に、フィットネス業界を盛り上げていければ良いと思っています」と話していた。
《近藤謙太郎》
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