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【オトナのガジェット研究所】スマホ操作の実現で生活が変化!? 新型ルンバをレビュー(動画あり)

IT・デジタル その他
iPhoneやAndroidスマホから「iRobot HOME」アプリを使って動かせる
  • iPhoneやAndroidスマホから「iRobot HOME」アプリを使って動かせる
  • スマホによる操作にも対応したiRobotの「ルンバ980」
  • 天面にある家のマークのボタンが「Dock」。「CLEAN」ボタンの右側にあるのが「Spot」ボタン
  • エッジクリーニングブラシを搭載して、部屋の隅まで丁寧に掃除してくれる
  • ゴム素材を使った特殊な形状のクリーニングヘッド「エクストラクター」
  • 本体底部のフロアトラッキングセンサー
  • 本体のリア側に着脱式のダスト容器を配置
  • 充電中のルンバ
■カーペットやペットがいる部屋もきれいに。「AeroForce」クリーニングシステムとは

 「ルンバ980」で清掃できる床面積は最大112畳(185平方メートル)。普通の日本の家屋であれば、十分にまかなえる性能だと言えるのではないだろうか。床の材質はフロアリングとカーペットに対応。部屋数が多くても清掃に制限が生じることはない。

 また本体の高さが約9cmなので、例えばベッドの下やテレビラックなど、高さ約10cm以上の隙間にならするすると入って行きながら、なかなか手が届きにくい場所でもきれいに掃除してくれる。

 底部のフロント側コーナーには部屋の隅っこや壁沿いも丁寧に掃除できるように「エッジクリーニングブラシ」を搭載。センターの箇所には本機のフィーチャーのひとつでもある特殊なクリーニングヘッド「エクストラクター」が装着されている。

 エクストラクターの素材は特殊なゴムになっていて、表面に溝を刻んだローラーのような形をしている。ブラシ状の毛を使ったローラーでは、床に落ちている綿ごみや長い髪の毛などが絡みついて取れにくくなることがあるので、これを解消してメンテナンス性を高めるため独自に工夫を凝らした素材と形状なのだという。

 このエッジクリーニングブラシが、iRobotが特許を取得する「AeroForce」クリーニングシステムのコアパーツだ。弾力性のある特殊素材のローラーでカーペットの表面をたたいてゴミを浮かせ、ハイパワーモーターが生み出す気流で、ルンバ内部に真空状態を作り出してごみやチリを強力に吸い上げる。

 カーペットの髪の毛、ハウスダストなどもきれいに取り除くことができる。なお底部のフロアトラッキングセンサーが床の素材をフロアリングか、あるいはカーペットかを識別してくれる。

 本体に同梱される充電用のホームベースがある。こちらを壁コンセントに挿しておけば、ルンバは清掃が終わると自動でホームベースに帰ってきて充電をはじめる。

 ホームベースはコンパクトで場所を取らないので、廊下の片隅においておけばよいと思うが、何ぶん軽量なので、ルンバが掃除中にぶつかって向きが変わってしまうことがある。

 うっかり壁の方向に向いてしまうとルンバの帰る場所がなくなってしまうので、できればホームベースの方向が変わらないように床や壁に固定した方がいいかもしれない。

 ほかにもユニークな同梱物に「デュアルバーチャルウォール」が2個付いてくる。これは赤外線で”見えない壁”を作り出すためのもので、1つのユニットあたりに単3電池を2本使用する。

 使い方としては、ルンバを立ち入らせたくないエリアに配置しておく。“見えない壁”の作り方は2種類あって、一つはユニットを中心に半円形状に広がる直系1.2m(半径60cm)の囲いをつくる「ヘイローモード」。ペットの餌が置いてある皿にルンバが激突するのを防ぎたい場合などに便利だ。

 ほかにも最長3mまでの境界線をつくる「バーチャルウォールモード」を使うことで、ルンバがベランダや屋外に迷い出てしまうのを避けることもできる。

 新製品「ルンバ980」は、自宅に無線LAN環境があれば、Wi-Fi経由でインターネットにつないで、スマホでルンバ本体の操作や設定ができることが大きな特徴だ。モバイルアプリは「iRobot HOME」を使用する。プラットフォームはiOS/Androidの両方に対応する。

 まずはルンバを家庭のWi-Fiルーターにつなぐ作業になるが、モバイルアプリを立ち上げてガイダンスに従って進めていけばセットアップはとても簡単だ。アプリから、ルンバに任意の名前を付けることもできるので、特別な愛着が沸いてくる。接続が完了したら本体天面の緑色のアイコンランプが点灯する。
《山本 敦》
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