キーボードとペン入力の切り替えが自由自在!レノボ「YOGA BOOK」をレビュー【オトナのガジェット研究所】 | RBB TODAY
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キーボードとペン入力の切り替えが自由自在!レノボ「YOGA BOOK」をレビュー【オトナのガジェット研究所】

IT・デジタル ハードウェア
レノボの2-in-1タブレット「YOGA BOOK」
  • レノボの2-in-1タブレット「YOGA BOOK」
  • 10.1型のコンパクトな本体は折り畳むとなおいっそうスリムに
  • 折り畳んだ状態でも厚みが約9.6mmと薄い
  • キーボードが点灯した状態
  • ペン入力のデジタイズ入力モードに切り替えたところ
  • 動きが安定しているウォッチバンドヒンジ
  • タブレットのようなスタイルにも
  • 動画が見やすいウォッチスタイル
 今回はレノボから発売された、PCとタブレットの使い勝手を“いいとこ取り”した2-in-1タブレット「YOGA BOOK」を紹介する。2-in-1タブレットはレノボのYOGAシリーズが得意とする製品カテゴリーだが、今回発売されたYOGA BOOKは、完全にフラットなタッチパネルタイプの「Halo(ハロ)キーボード」と、同じ面をペン入力で文字や図形を描き込めるデジタイザーのようにして使えるギミックを最大の特徴としている。

■AndroidのWi-Fi専用モデルが39,800円

 本体には10.1型、1,920×1,200画素のタッチ液晶ディスプレイを搭載。プラットフォームはAndorid 6.0、またはWindows 10が選べる。それぞれにWi-Fi専用版と、LTE通信が可能になるNano SIM対応カードスロットを搭載するSIMフリー版が発売される。Web直販モデルの価格はAndroidのWi-Fi専用モデルが最も安い39,800円(税別)、WindowsのLTE版が最も高い59,800円(税別)まで。CPUはIntel Atom x5-Z8550を搭載し、メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GBでmicroSDカードスロットが使える。バッテリーはWindows版が最大13時間、Android版が最大15時間の連続駆動に対応。OTG機能付のmicroUSB端子や、ディスプレイ出力用のmicro HDMI端子、音声出力用のヘッドホン端子まで付いているので、用途は多彩に広げられる。OSやアプリの起動は素速く、Webページや動画の視聴などもスムーズだ。

 本体はクラムシェル型のPCに近いデザインで、ディスプレイ部とキーボード部は分離しない一体型設計。それぞれをつなぐヒンジ部には腕時計のバンドからインスピレーションを得たという「ウォッチバンドヒンジ」が使われており、ディスプレイを開くとそのままキーボード部と背中どうしが重なり合うほど360度回転する。レノボでは通常のノートPC感覚でキーボードが打てる「タイプ」モードのほか、ペン入力に最適な「クリエイト」「ウォッチ」「ブラウザ」など4つの形態に切り替わるレノボの十八番「YOGAスタイル」を特徴としてアピールしている。どのようなスタイルで使うかはユーザーの自由だが、ウォッチバンドヒンジの安定感が高く、任意のポジションでしっかりと固定できる。膝の上に乗せてタイプしてもディスプレイがぐらつくようなこともないので、筆者も取材用のノートPCとして使い勝手が良さそうに感じた次第だ。
《山本 敦》
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