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夏を乗り切る「菌活鍋」…体調を崩すパターンごとのレシピ

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きのこ
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●きのことトマトのサンラータン…「夏痩せ」しがちな人向けの菌活鍋

 夏の暑さで食欲が無くなる人は、どのような食事をすればいいのか。
(1)食欲をアップさせるようなスパイス・調味料を使う。
(2)発汗によって失われるビタミン・ミネラルを補う。
(3)消化吸収しやすい食材や、整腸作用のある食材を選ぶ。

 サンラータンは、お酢とラー油を使った辛くてすっぱいスパイシーな汁ものだ。お酢は、酢酸菌による発酵調味料であり、酢の酸味と適度な辛味で食欲が喚起される。酢の酢酸には疲労回復作用もある。

 ここに豚肉と、「菌活食材」のぶなしめじやブナピーを加える。ぶなしめじやブナピーなどのきのこ類はビタミンB1を比較的多く含む。同じくビタミンB1を多く含む豚肉を組み合わせ、発汗で失われやすいビタミンB1を補う。ビタミンB群は組み合わせて摂取することで相互に働き合うため、ビタミンB群を足し算して取り入れることは効果的だ。ぶなしめじやブナピーには、体内のナトリウムを排出し高血圧予防に役立つカリウムや、整腸作用のある食物繊維も多く含まれている。

 さらに、好みでニンニクやにら、ネギなどを加えても良い。これらに含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を良くするので疲労回復効果が期待できる。トマトはグルタミン酸を豊富に含む食材で、もともと旨味成分が多いきのこと合わせて旨味がアップする。こうした夏バテの人むけレシピは、アスリートたちの疲労回復にも効果的だ。

材料(4人分)
ブナピー:100g、ブナシメジ:100g、トマト:1個、豚肉(切り落とし):150g、【A】鶏がらスープ:4カップ、塩:小さじ1/2、しょうゆ:大さじ1、こしょう:少々、水溶き片栗粉:適量、卵1個、【B】ラー油:適量、酢:大さじ1

作り方
(1)ブナピーは石づきをとり、小房にわける。トマトは2cm角に切る。
(2)【A】を煮立て、豚肉を加える。火がとおったら(1)を加えさっと煮る。
(3)水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を加えて火を止める。【B】を加えて器に盛る。

《高木啓》
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