「ミクを汚すな」……AKB48石田晴香の初音ミク役に非難殺到! 双方ファンによる論争に仲裁 | RBB TODAY
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「ミクを汚すな」……AKB48石田晴香の初音ミク役に非難殺到! 双方ファンによる論争に仲裁

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 アイドルグループ・AKB48の石田晴香が、バーチャルアイドル・初音ミクが歌う人気曲「千本桜」を基にしたミュージカルで初音未来(ミク)役に起用されたことをめぐり、AKB48と初音ミク双方のファンの間で激しい論争が繰り広げられている。この騒動を受け、同楽曲の作曲者が自身のブログで仲裁するコメントをつづっている。

 「千本桜」は、音声合成ソフト・VOCALOID(ボーカロイド)で製作された楽曲で、2011年9月にニコニコ動画上で公開され大ヒットした人気曲。この楽曲の世界観を基にしたミュージカルが今年3月に上演されることとなり、初音ミク役には石田がキャスティングされたことが明らかとなった。

 しかし、このキャスティングが発表されるや、初音ミクの一部ファンがTwitter上で「千本桜はミクの曲だ!AKB何かが歌っていい曲じゃない!」「二次元と三次元を一緒にしないで欲しい」と激怒。さらに石田のTwitterにも「ミクを汚さないで下さい」「AKBが歌う千本桜なんか聞きたくない」などといった批判コメントが寄せられる事態となり、これにAKB48ファンが応戦するという騒動に発展した。

 この騒動を受け、同楽曲の作曲者である黒うさP氏が15日に更新したブログで言及。同楽曲は、オリジナル動画のほかに「歌ってみた」「演奏したみた」など2次利用による動画も根強い人気を得ているが、同氏はそうした2次利用について「曲を聴いてくれた人の数だけ、それぞれの解釈でこの楽曲が進化していって欲しい」との思いから許可していることを前置きした上で、今回のミュージカル化についても「自分としては小説化も舞台化も、○○してみたも、全て同じ思いで見ています。また新たな解釈で千本桜が進化を遂げるのを非常に楽しみにしておりました」とコメント。初音ミク役を石田が演じることについても、「初音未来(ミク)他の役をどんな方々が演じる事になっても、その方々がこの作品に思いを寄せて自分なりに熱演して頂ければ原作者として背中を押して行きたい。そんなつもりでおりました」との考えを明かした。

 また同氏は、非難を受けている石田についても「『千本桜』には熱い思い入れを持って下さっているとの事で、是非とも頑張って今回の役を全うして頂きたいと思っております」と擁護するとともに、「どうか千秋楽まで暖かい目で見守っては頂けないでしょうか。キャストやスタッフの方々も今回の騒動を糧にして、素晴らしい舞台を作り上げてくださると信じております」とファンに呼びかけている。

 なお、石田はファンの間ではニコニコ動画好きとしても知られており、今回の起用が発表された際には、「千本桜はもともと大好きな楽曲だしカラオケでもよく歌ってたんです。千本桜に関わることができてほんとうにうれしいです!」「原作が大人気なのでプレッシャーもあるけど、私なりのみくちゃんを演じたいと思います!」と自身のブログでコメントしていた。

 ミュージカル「千本桜」は、3月13日~24日の期間で東京・銀座博品館劇場で上演予定。ほかに俳優の加藤和樹、AKB48の市川美織、グラビアアイドルの富田麻帆らが出演する。
《花》
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