NEC、ドコモのLTE 1.5GHz帯光張出し基地局の無線装置(RRE)の開発・製造ベンダーに選定 | RBB TODAY
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NEC、ドコモのLTE 1.5GHz帯光張出し基地局の無線装置(RRE)の開発・製造ベンダーに選定

ブロードバンド 回線・サービス
 日本電気(NEC)は28日、NTTドコモから、LTEの1.5GHz帯に対応した光張出し基地局用の無線装置(RRE:Remote Radio Equipment)の開発・製造ベンダーに選定されたことを公表した。

 光張出し基地局は、デジタル信号処理、保守監視機能などを備えた基地局装置(BDE:Base station Digital Equipment)と電波の変復調機能を装備した無線装置(RRE)によって構成される機器。基地局装置と無線装置は光ファイバーで接続され、一台の基地局装置(BDE)に複数の無線装置(RRE)を接続することが可能。選定されたNECのRREは、独自開発の小型低損失の誘電体フィルターと、高効率アンプを採用することにより、装置の小型化と消費電力低減を実現したものとなっている。

 NECはNTTドコモから、今回の1.5GHz帯無線装置だけでなく、2GHz帯に対応した光張出し無線装置の納入ベンダーにも選定されている。また、LTEの基地局装置(BDE)、コアネットワーク装置、およびこれらを結ぶスイッチの納入を開始している。LTEの携帯電話端末に関しても開発・製造ベンダーに選定されている。
《冨岡晶》
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