新幹線の次期車両「N700S」、2020年より投入……全席にコンセント設置など
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確認試験車は、次期営業車両に反映する新技術の最終確認を行うためのもの。車両の機能としては、ATCとブレーキシステムを改良し、地震時のブレーキ距離をさらに短縮するほか、低損失かつ高温下での動作が可能な次世代半導体「SiC(炭化ケイ素)素子」を採用するなどして、駆動システムの大幅な小型・軽量化を目指す。
車両形状も、N700系の形状を踏襲しつつ、進化させた先頭形状「デュアル スプリーム ウィング形」を採用。騒音や走行抵抗の低減を図る。また、車両搭載機器の状態監視機能を強化。同時に、車内での異常事態に、車内防犯カメラのリアルタイム画像で確認するなど、セキュリティを向上させる。
そして、グリーン車の全座席に設置していたモバイル用コンセントを普通車の全座席にも設置し、モバイル環境をさらに充実させるという。コンセントは、座席のひじかけ部分に設置される模様。ノートPC利用やスマホ充電がはかどりそうだ。