富士通、PRIMERGYビジネスを強化する「IAサーバシステムセンター」を設立 | RBB TODAY

富士通、PRIMERGYビジネスを強化する「IAサーバシステムセンター」を設立

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IAサーバシステムセンターの体制図
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 富士通は8日、仮想化技術やオープンソース・ソフトウェア(OSS)などのIAサーバの新技術や適用に関する技術サポートをワンストップで提供する「IAサーバシステムセンター」を設立した。

 「IAサーバシステムセンター」は、富士通の総合検証センター「Platform Solution Center」内に新設され、約80名の専門技術者により、複雑化・高度化するIAサーバシステム商談の技術サポートをはじめ、実践的な教育・研修会による営業・システムエンジニア(SE)の育成や、IAサーバのシステム適用を加速するための利用シーンに応じたソリューション開発などを行う。今後さらなる拡大が見込まれるIAサーバのビジネス強化が狙いだという。

 これにより、ユーザーがPCサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」を中心としたIAサーバシステムを安心して利用できる環境を提供するとともに、富士通の目標である2010年度PRIMERGY国内販売20万台の達成に向けてPRIMERGYビジネスを強化していくとのこと。なお、「IAサーバシステムセンター」は、富士通のハードウェア、ソフトウェア開発を行う各事業部はもちろん、アライアンスパートナー各社とも強力に連携し、PRIMERGYビジネスの推進に貢献していくとのこと。

 富士通では、4月の富士通テクノロジー・ソリューションズ(ドイツ)の設立を機に、IAサーバ事業の成長戦略として、グローバルレベルで製品・販売体制の強化を進めている。今回新設された「IAサーバシステムセンター」は、従来、Windows・Linuxやブレードサーバといったテクノロジーごとに分散していた技術者を1組織に集めるとともに、これまで数多くのプロジェクトを通して培ったIAサーバシステムに関する構築・適用技術やサポートノウハウを集約し、富士通およびパートナーの営業・SEの商談支援・技術支援を行う組織となる。ユーザーへ最新のIT技術を活用した高性能・高信頼なIAサーバシステムをいち早く、安心して活用できる環境を提供していくとしている。「IAサーバシステムセンター」の活動内容は、IAサーバ専門技術者による技術サポート、IAサーバに関する営業・SEの育成、IAサーバシステムによるソリューションの開発の3つが挙げられる。

 1つめの技術サポートでは、IAサーバの関連技術に精通した約80名の専門技術者が、IAサーバシステム商談支援を通じ、複数の製品を組み合わせたIAサーバシステムのシステム導入に関するインフラ設計を支援する。また、「Platform Solution Center」の検証環境を活用し、新技術の実用性評価やシステムの組み合わせ(IAサーバ、ストレージ、ネットワーク、ミドルウェアなど)の検証結果より、製品や技術の適用範囲や選択指針にもとづきさまざまなユーザー要件に対応する。

 2つめの営業・SEの育成では、初心者から経験豊富なエンジニアまで、あらたにIAサーバの提案やシステム設計、構築に携わる人材の拡大に向け実践的なトレーニングプログラム(入門から応用までメニュー化した座学、実機による研修)を提供。2009年度においては、全国の富士通社内・パートナーの延べ約1万名の受講を予定している。

 最後のソリューション開発では、IAサーバシステムの適用拡大に向け、さまざまな利用シーンに応じたソリューション(システム適用背景、導入効果、システム構成)を開発し、富士通社内・パートナーの営業・SEに情報提供する。この取り組みは2007年度から開始され、すでに「インフラ最適化」「安心・安全」「環境」といった重点テーマ別に計73種類のソリューションが提供されており、今回の体制強化によりさらなる拡大を図る。
《池本淳》

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