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工学院大学、IBMのクラウド・サービスでシステムを刷新

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 工学院大学は17日、同校の事務系基幹システムを日本IBMのパブリック・クラウド・サービスである「シェアード・ホスティング・サービス」を活用して刷新することを発表した。

 新システムの契約期間は2009年4月から2017年3月までの8年間。本年9月よりクラウド環境でサービスを開始する。大学事務の処理量の変動に合わせ、必要な量のIT資源を柔軟に提供できる「シェアード・ホスティング・サービス」を活用することにより、効率的な情報システム基盤を実現するのが狙い。

 工学院大学は、2012年に創立125周年を迎え、現在約6,500人の学生が在席している。今回発表された新システムは、経営・運営の情報化促進という重要な役割を担っており、積極的に先進的なインフラを構築することで、学園ビジョンの具現化を大きく支援するのが目的だという。IBMのSystem zを論理分割して利用し、メインフレームにおけるシェアード・ホスティング・サービスであるzSHSを活用。これによりサーバやディスクなどのシステム資源を、必要に応じて柔軟に変動させて利用できる。また、システムの設置場所を新宿新都心の工学院大学キャンパスからIBM幕張データセンターへ移行し、電気系統や設備の冗長化・二重化による信頼性の向上、免震構造による堅牢な災害対策、高度なセキュリティ対策、環境問題へ対応する。
《冨岡晶》
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