IBM、エンタープライズ・プライベート・クラウド構築を支援するコンサルティング・サービスなどを発表 | RBB TODAY

IBM、エンタープライズ・プライベート・クラウド構築を支援するコンサルティング・サービスなどを発表

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 日本IBMは12日、顧客のIT基盤をクラウド・コンピューティング環境とする、「エンタープライズ・プライベート・クラウド」のための一連の新サービスの提供を開始した。

 エンタープライズ・プライベート・クラウドは、クラウド・コンピューティング技術を企業内や企業グループ内のプライベートなネットワーク環境で活用するもの。ビジネス・ニーズに応じた迅速なITサービスの提供とその拡張・縮小の実現、企業内のシステム運用効率の向上やワークロード減少を顧客企業にて可能とする。

 今回提供される新サービスは「クラウド・ビジネス・コンサルティング・サービス」「クラウド・テクノロジー・コンサルティング・サービス」「エンタープライズ・プライベート・クラウド設計 / 構築サービス」の3種。「クラウド・ビジネス・コンサルティング・サービス」では、クラウドを活用した改革のポテンシャル領域の洗い出しと効果の見積り、、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドの使い分けを含めた企業全体としてのクラウド活用のあるべき姿の策定、あるべき姿に向けたロードマップの作成を行う。「クラウド・テクノロジー・コンサルティング・サービス」では、ビジネス・ニーズに基づき、エンタープライズ・プライベート・クラウド環境の構築に向けたシステム要件定義、現状の環境からクラウド環境への移行にあたってのロードマップ作成を行う。「エンタープライズ・プライベート・クラウド設計 / 構築サービス」では、ITサービスをメニュー化したサービス・カタログを設計し、クラウド・コンピューティング基盤上で、サービスを実行するためのテンプレートやユーザ・インターフェイスを設計開発するほか、ITリソースの仮想化、プロビジョニング、ネットワーク、セキュリティーなど、エンタープライズ・プライベート・クラウド環境に必要なIT基盤の設計・構築を支援する。

 IBMの社内事例では、約8割のIT運用・管理コストが削減したとのこと。たとえば、従来は1か月以上かかっていたエンドユーザのサーバ構築・使用申請に対し、人による承認を含めて1時間以内でサーバ使用開始までを実現できる見込みだ。同社では、ダイナミック・インフラストラクチャーを実現するサービスの1つとして、クラウド・コンピューティング・サービスを位置づけているとのことで、2009年1月より「クラウド・コンピューティング事業推進」として組織化し、ビジネスを推進中だ。
《冨岡晶》

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