セールスフォース・ドットコムは14日、「Force.com」を基盤としたシステムがローソンの次世代システムに採用され、稼働開始したことを発表した。 これまでローソンの社内の情報基盤にはLotus Notesが活用されていたが、多数の関係者がアクセスするコミュニケーション・プラットフォームをオンプレミス(自社構築)型で開発するのは、期間、コスト、柔軟性、拡張性などの面から合理的ではないと社内で判断され、すべての情報管理をクラウド・プラットフォーム「Force.com」に移行し、次世代システムの構築を目指すことになったという。 ローソンの常務執行役員CIO ITステーション・ディレクターの横溝陽一氏は「“マチのコンシェルジュ”として、お客様に選ばれるローソンになるためには、マーケットの変化、消費者ニーズの変化に、柔軟かつスピーディに対応することが不可欠です。この経営課題に対応するためには、1ベンダーですべてのシステムを構築する従来のオンプレミス型のシステムでは時代遅れと言わざるを得ません。世の中は、さまざまなところで磨かれたアイデアを柔軟に組み合わせることができる、Force.comのようなクラウドコンピューティングに、確実にシフトしています」とのコメントを寄せている。 2009年1月31日現在、セールスフォース・ドットコムのサービスは、日本郵政グループ、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、損害保険ジャパン、日立グループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、小田急電鉄、リロケーション・ジャパン(敬称略、順不同)などで利用されている。
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