乃木坂46・中西アルノ、リトグリらと名曲セッション!「Spicy Sessions -THE LIVE-」後半の模様が27日放送 | RBB TODAY
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乃木坂46・中西アルノ、リトグリらと名曲セッション!「Spicy Sessions -THE LIVE-」後半の模様が27日放送

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中西の選曲で「This Is Me」をセッション
  • 中西の選曲で「This Is Me」をセッション
  • 左から、黒沢 薫(ゴスペラーズ)、miyou(Little Glee Monster)、平原綾香、かれん(Little Glee Monster)、中西アルノ(乃木坂 46)
  • 「Pop Like A Star」(かれん、miyou)
  • 「ふれあうだけで ~Always with you~」(かれん、中西)
  • 「Best Part」(miyou、黒沢)
  • 「思い出が止まらなくなる」(中西/コーラス:黒沢)
  • 「虹の向こうへ」(平原)
  • 「ロマン」(平原、黒沢、中西)

 CS放送の音楽番組『Spicy Sessions』(TBS系/TBSチャンネル1)は12月27日、2025年10月に開催した番組初のイベント「Spicy Sessions -THE LIVE-」後半(第2部)の模様を放送する。同番組はゴスペラーズの黒沢薫と乃木坂46の中西アルノがMCを務める音楽番組。今回のイベント後半には、平原綾香、Little Glee Monsterのかれんとmiyouがゲスト出演した。

「Pop Like A Star」(かれん、miyou)

 当日はバンドセッションに導かれるように、ステージへ再び登場したMCの2人。黒沢の「生バンドでの本格的なライブは初めて?」という質問に、中西は「はい。お客さんとバンドメンバーとの板挟みになっている感じ」と返し、“独特”の初手で会場の空気を和ませた。

 第2部の1組目のゲストとして呼び込まれたのは、Little Glee Monsterのかれんとmiyou。モータウン調のブライトチューン「Pop Like A Star」を、カラフルなライティングの中で披露した。第11回(2024年11月放送)にも出演した2人は、出演後の反響が大きかったという。かれんは「黒沢さんのファン、中西さんのファンからも反応があって嬉しかった」と明かした。

「ふれあうだけで ~Always with you~」(かれん、中西)

 番組出演時に披露したセッション曲に“ひとスパイス”加えて届ける「リバイバルセッション」では、かれんと中西が三浦大知の「ふれあうだけで~Always with you~」を、miyouと黒沢がダニエル・シーザー&H.E.R.の「Best Part」を、続けて歌唱した。

「Best Part」(miyou、黒沢)

 続いて披露された「Best Part」では、黒沢とmiyouが魅せた。miyouは歌唱前、昨年の番組出演時に「もう1回やりたい」と冗談で言ったら本当になった、と話していたが、第11回の収録時よりも艶っぽさ、そして滑らかさが増した印象だ。曲の後半では、お互いの歌声を探りながらロングトーンでせめぎ合い、バンドサウンドも2人に引っぱられるようにレイヤーを重ねていく。セッションとデュエットソング、二つの真骨頂を同時に発揮し、そのエネルギーに観客の気持ちが高揚していった。

 歌唱後、miyouの第一声は「終わらないかと思った」。かれんが「セッションしてましたね!」と感想を述べると、miyouは「止まらんかった」と返し、黒沢も「お互いロングトーンでいっちゃうと、戻れないよね」と続けた。終始、とても楽しそうな様子だった。

 かれんとmiyouがステージを後にし、中西のソロ歌唱へ。なお、「Spicy Sessions -THE LIVE-」前半(第1部)では、黒沢が自身のソロ曲「夢みる頃を過ぎても」を歌唱している。

「思い出が止まらなくなる」(中西/コーラス:黒沢)

 中西は「自分が(乃木坂46の)センターとして立たせてもらっている曲の中でも好きな曲。バンドの皆さんのアレンジで、またお聴かせできたら」と語り、選曲した曲名を告げた。「思い出が止まらなくなる」(乃木坂46)。タイトルが口にされた瞬間、会場のあちこちから歓喜の声が上がった。

「虹の向こうへ」(平原)

 番組初イベント、最後のゲストは平原綾香。『Spicy Sessions』第1回にゲストとして出演した彼女の登場は、番組の“原点”を想起させる。「自分の歌の中で、歌って、サックスを吹く曲は初めて」と、2024年リリースの「虹の向こうへ」を披露。<ほら虹のにおい>という歌詞に合わせて、ステージ上のライティングも柔らかな虹を描く。

 歌唱後に「素敵……」と中西。人間とは、本当に感動した時には言葉を失うものだが、観客の気持ちを中西が代弁しているように見えた。黒沢は「正解が見えない第1回の収録。そこに平原さんが来てくれて本当に良かった」と初回放送を振り返った。

「ロマン」(平原、黒沢、中西)

 続いて、平原、黒沢、中西の3人で玉置浩二の「ロマン」。声質の異なる3人が、互いの響きを尊重しながら音を重ねていく。『Spicy Sessions』が大切にしてきた“音楽ファースト”のマインドが、会場に広がっていく。ちなみに、黒沢曰く「(初回と比べて)ちょっとだけアルノさんのハモリが増えてます」とのこと。ぜひ、放送で確認してみてほしい。

 Little Glee Monsterのかれんとmiyouが再びステージに。セッション曲として中西が選んだ曲は、映画『グレイテスト・ショーマン』の主題歌「This Is Me」。ボーカル陣がステージ上で、歌割りやアレンジを確認している。ステージ上にいる全員が、音楽という煌めきの粒子を拾い上げていく。

 演奏が始まると、それぞれの個性がせめぎ合う。5人で歌っているはずなのに、それ以上の歌声のレイヤーを感じさせる音像に、そこにいる誰もが圧倒される。倍音も操る声の猛者たちが、それぞれを称えるように、歌声を響かせていく。この美しくも音圧のある歌声を受け止めるSpicy Sessionsバンドの演奏もお見事であった。

 アンコール。スタッフ用のセットリスト資料に「バンドメンバー紹介セッション」と記されているのが、なんとも『Spicy Sessions』らしい。本間将人(Sax/Key)、三沢崇篤(Gt)、荻野“PEPU”哲史(Ba)、髭白健(Dr)、佐藤雄大(バンドマスター/Key)が順番に紹介され、それぞれがソロ演奏を披露し、会場を沸かせる。

「APT.」(黒沢、中西)

 黒沢が「最後は、あの曲で盛り上がりたいと思います」と言った後、中西、バンドメンバーに目配せをして「せっかくなんで、あのフレーズも歌ってください」と声を張り上げた。ラストを飾ったのは、MC2人のコンビで、ロゼ&ブルーノ・マーズ「APT.」。カラフルなムービングライトが、ステージと客席を行き来するように照らす。まるで、それぞれの感謝を伝えるボールのように。観客も一緒に歌い、踊っている。フィニッシュのタイミングは、中西がジャンプして決めた。

 大歓声と拍手の中、黒沢薫、中西アルノ、Spicy Sessionsバンドのメンバーがステージ前方に出てきて、マイクを通さず「ありがとうございました!」と言って、ライブは幕を閉じた。

本番終了後の黒沢、中西



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