古谷徹、『ククルス・ドアンの島』初日舞台挨拶で涙「僕にはまだ帰れるスクリーンがある」 | RBB TODAY
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古谷徹、『ククルス・ドアンの島』初日舞台挨拶で涙「僕にはまだ帰れるスクリーンがある」

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古谷徹(c)創通・サンライズ
  • 古谷徹(c)創通・サンライズ
  • 古谷徹&安彦良和監督(c)創通・サンライズ
  • 古谷徹(c)創通・サンライズ
  • 古谷徹(c)創通・サンライズ
  • 安彦良和監督(c)創通・サンライズ

 映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の初日舞台挨拶が3日に東京・丸の内ピカデリーで行われた。

 登壇したのはアムロ・レイ役の古谷徹と、安彦良和監督の2人。公開を迎えた気持ちを、古谷は「僕にはまだ帰れるスクリーンがあるんだ、こんなに嬉しいことはない! 皆さんアムロが帰ってきました! ただいま!」と目を潤ませながらコメント。同作の魅力については「モビルスーツのかっこよさ、美しさ、そして子供たちやキャラクターの可愛さ、心温まるストーリー、何よりも強くてかっこよくて可愛くて優しいアムロ・レイ! 魅力でございます!」と熱く語った。

 同作は1982年公開の『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』以来、約40年ぶりのファーストガンダムの劇場版。古谷は「あらためて何度も15話を見ましたけど、当時25歳だったんですけど、15歳のアムロを大人っぽく演じているんですよね。緊張感のある切羽詰まった感じで……でも、今の自分の年齢になってから、当時のアムロを見るとまだ子供じゃないかと思いました。なので、今回に関しては、本来のアムロの姿がちょうどいいなと思って、幼い声を意識して演じました」とアフレコ当時を回顧。安彦監督は「古谷さんには『THE ORIGIN』の時に8歳のアムロを演じていただきましたので、今回も不安はなかったんですけれども、実際にアフレコで声をいただいたときに、良い意味で、また若返ったなと思いました」と、古谷の声を賞賛。監督からの絶賛に古谷も「嬉しいです」と笑顔を見せた。

 また、もし次にファーストガンダムを映画化するならどうか、どのエピソードにするかというという話題では、安彦監督が「僕の方ではありません。ファーストガンダム原理主義者でして、僕の関心はファーストにしかないので、映像化したいエピソードはないですね。歳のことも考えると自然に最後かなと思います」と率直な気持ちをコメント。古谷は「『THE ORIGIN』第6章の続きから全43話全てが良いですね」と語り、会場は賛同の拍手喝采が贈られた。

 最後に古谷は「きっと期待を超える作品になっていると自負しております。ガッツリ15歳のアムロを演じさせてもらって、改めて、アムロ・レイっていうキャラクターが大好きになったんですよね。もっともっとアムロを演じたいって思いました。ぜひ、皆さんの力を貸してほしいと思います。よろしくお願いいたします」と語った。


《松尾》
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