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ドコモ決算、増収増益で“復活”強調……2017年度の中期目標を、1年前倒しで達成へ

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NTTドコモ・加藤薫社長
  • NTTドコモ・加藤薫社長
  • 主要な財務数値
  • セグメント別実績
  • 新料金プランのさらなる充実
  • ARPU・MOUの変化
  • LTEネットワークの動向
 NTTドコモは28日、2015年度(2016年3月期)の決算説明会を開催。増収増益となったことを発表し、「ドコモ復活」を強く印象づけた。NTTドコモ・加藤薫社長による動画コメントも公開されている。

 それらによると、2015年度通期の営業収益(売上高)は4兆5271億円で、前年度比3.3%増。営業利益は7830億円で、前年度比22.5%の大幅増と回復した。契約数においても、純増数437万契約と前年度比で1.3倍。とくに新料金プラン契約数は2970万契約(前年度末比1.7倍)となっており、目論見が当たった形だ。

 セグメント別成績を見ても、前年度は赤字だったスマートライフ事業が黒字に転化しており、計画を上回る営業利益をはじき出した。

 通信事業では、新料金プランが基盤となり、ARPU改善が継続。さらにコスト効率化、LTEネットワーク展開も順調に進んでいる。PREMIUM 4Gについては最速300Mbpsが644都市まで拡大しているが、この6月からは370Mbps、さらに375Mbpsへの高速化が予定されている。こうした流れからこの好調は2016年度も維持。2017年度の中期目標を、1年前倒しで達成できる見込みだ。
《赤坂薫》
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