格安スマホは、「お昼時間」に通信キャリアとの大きな差……MMD研究所調べ
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この調査は、4月9日~10日、13日~15日の平日5日間に、東京・恵比寿(同社事務所内)にて、10時~11時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯で、計13社の通信速度テストを行ったものだ。計測は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用し、平日5日間、朝・昼・夕の時間帯で各5回計測し、最大・最少の値を除く3回の平均値を記録した(計975回調査、1社あたり75回調査)。
まずアップロードスピードについては、MVNOとdocomo、au、SoftBankの通信キャリアに、大きな差は現れなかったが、ダウンロードスピードについては、時間帯およびMVNOで、大きな差が現れた。
午前の「10時~11時」では、ダウンロード平均スピードは、docomo:18.0Mbps、au:24.1Mbps、SoftBank:30.0Mbpsだった。これに対し、docomo回線利用でもっとも速いMVNOは「IIJmio」11.7Mbps。「b-mobile」10.2Mbpsでそれに続く。au回線利用のMVNOは「mineo」「UQmobile」がともに10.0Mbpsだった。
トラフィックが集中する「12時~13時」でも、顕著に通信キャリアとMVNOで平均スピードに差が出た。docomo、au、SoftBankの3キャリア平均が27.6Mbpsだったのに対し、MVNOの平均はわずか1.8Mbps。とくに「UQ mobile」「b-mobile」以外のMVNOは、1Mbps未満にとどまった。
そして「17時~18時」の夕方の時間も、MVNOによってダウンロード平均スピードに差が出る結果となった。通信キャリア3社は、19.3~29.4Mbpsと安定していたが、MVNOでは、この時間帯でもっとも速かったのは「楽天モバイル」「UQ mobile」で、ともに10.3Mbps、もっとも遅かったのは「ぷららモバイルLTE」の0.5Mbpsで、9.8Mbpsもの差が見られた。
最後に全時間帯での平均を見ると、MVNOのダウンロードスピードトップは「UQ mobile」で9.8Mbps、アップロードスピードトップは「b-mobile」で7.6Mbpsだった。