格安SIM、音声使わずとも音声セットを契約する人が多い不思議 | RBB TODAY
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格安SIM、音声使わずとも音声セットを契約する人が多い不思議

ブロードバンド フォトレポート
手前からケイ・オプティコム第一営業本部の津田和ビ佳氏、ッグローブ 経営本部の河口清華氏、NTTコミュニケーションズの岡本健太郎氏
  • 手前からケイ・オプティコム第一営業本部の津田和ビ佳氏、ッグローブ 経営本部の河口清華氏、NTTコミュニケーションズの岡本健太郎氏
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  • 手前からケイ・オプティコム第一営業本部の津田和ビ佳氏、ッグローブ 経営本部の河口清華氏、NTTコミュニケーションズの岡本健太郎氏
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  • 手前からケイ・オプティコム第一営業本部の津田和ビ佳氏、ッグローブ 経営本部の河口清華氏、NTTコミュニケーションズの岡本健太郎氏
  • 手前からケイ・オプティコム第一営業本部の津田和ビ佳氏、ッグローブ 経営本部の河口清華氏、NTTコミュニケーションズの岡本健太郎氏
 編集部でもたびたび取り上げることがある格安SIM。この認知度はどれくらいあるのだろうか?MMD研究所は、メディアを集めて最新データの発表を行った。それによると76.5%の認知があったとしている。

 意外と高い数値、というのが筆者の感想だが、実は「言葉を聞いたことがあるがサービス名称や内容を知らない」という人が圧倒的に多い。もっと具体的な紹介データを見ていくと、

認知 76.5%
サービス認知 37.3%
内容理解 30.1%
利用検討 15.1%
利用経験 7.6%
継続利用 6.9%

となっており、実際の利用に落とし込むにしたがってパーセンテージは低くなっていくのがわかる。

 MMD研究所によると、今年は各社による格安SIMの売り込みが激しくなる年であり、上記の15%に当たる利用検討者の争奪が始まるとしている。

 また、データのなかで興味深かったのが、データ通信SIMと音声データ+データ通信SIMの割合は6:4となっており、2014年の後半から音声通話付きの契約が増加している点だ。ここで疑問なのは無料通話を行っている人が多いのにもかかわらず、契約時に音声とのセットを選択するのは何故だろうかという疑問だ。これに対して、ビッグローブ 経営本部の河口清華氏は「(音声通話は)最終的に重要なコミュニケーション手段としておさえておきたいというニーズが高いと見ている。申し込みの段階では音声付きを申し込み、実際に普段はLINEなどの無料通話を使う傾向がでているのではないか」とし、mineoを提供するケイ・オプティコム第一営業本部の津田和佳氏は「MNPで音声付きで加入する人が増えてきている。特に1月から実感している状態だ。確実に昨年よりは市場は広がっており、7:3くらいで音声付きを選択するひとが多い。しかし、実際電話はしない。600~700くらなら、つけておこうか?という人が多いのではないか」と話している。OCNはこれらの企業と違い、7割がデータ通信としている。

 また、格安SIMのシェアをメーカーごとに見てみると、楽天モバイルとイオンモバイルで女性の割合が高いという結果がでている。さらに、どんな理由で契約したかを上位メーカーで見てみると、それぞれの異なる特徴がみられた。例えば、OCNモバイルでは35%が大手で安心できるからというのが選択理由、楽天モバイルではポイントがたまるからというのが大きな理由。ただし、楽天モバイルは他のメーカーと違って「インターネット広告でよく見たから」というのが唯一あがってきた理由のひとつでみあった。IIJではインターネット記事で評価が良かったから、価格比較サイトで評判が良かったという声が多かった。

 なお、今回の発表会では女性利用の増加もテーマになっていたが、まだまだこれからというのが実感だった。各社徐々に火がついてきているのは感じるが、割合は微増か横並びという声が多かった。切り替えのタイミングは主人に合わせてとか2年縛りが切れたタイミングでなどの声が聞かれた。また、学生でも、学割が使えなくなったタイミングで格安スマホに切り替える人も多いとしている。
《RBB TODAY》
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