NICTと特許庁、特許文献の自動翻訳で協力 | RBB TODAY
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NICTと特許庁、特許文献の自動翻訳で協力

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協力体制のイメージ
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 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)と特許庁(JPO)は28日、多言語特許文献の日本語への自動翻訳について、精度向上に向け協力することで合意した。日本における特許検索の高精度化、特許調査・審査の効率化が狙い。

 今回のNICTとJPOの協力では、特許文献の自動翻訳に関して、特許庁が主に原語文献の収集を行い、NICTがそれを基に主に自動翻訳の精度向上策を検討する。英語、中国語、韓国語に加えて、特許出願件数の多い欧州のドイツ語、ロシア語、フランス語やASEANのタイ語、ベトナム語、インドネシア語の特許文献の自動翻訳の研究を進め、有用性を特許庁の検索環境で検証する。

 NICTはこれまで、高精度な自動翻訳技術を研究開発しており、英日自動翻訳システム、中日自動翻訳システムは、すでに民間への技術移転も行っている。また、これらシステムはWebでも公開されている。
《冨岡晶》
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