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あなたは93分もの“怖音”体験に耐えられる?韓国団地ホラー『層間騒音』予告編・ポスター解禁

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あなたは93分もの“怖音”体験に耐えられる?韓国団地ホラー『層間騒音』予告編・ポスター解禁
  • あなたは93分もの“怖音”体験に耐えられる?韓国団地ホラー『層間騒音』予告編・ポスター解禁

韓国発のホラー映画『層間騒音』の予告、ポスタービジュアル、場面写真が解禁となった。

何気ない生活音の発信源が分からず、得体のしれない恐怖も伴う“怖音(ふおん)”だとしたらというテーマを描いた本作。”層間騒音“(そうかんそうおん)という言葉は、集合住宅で上下階から聞こえてくる生活音(足音、話し声、ドアの開閉音、家電製品の音など)を指す韓国の言葉である。

ある日、聴覚障がいを持つソ・ジュヨンは、妹のジュヒが突然失踪したと知らされる。2人は以前一緒に暮らしていたが、ジュヒは騒音が聞こえると言い始め、ジュヨンには補聴器を付けてもその騒音が聞こえず、食い違いから喧嘩になったきり会っていなかった。ジュヒが住んでいた団地の部屋に入ると、天井にはびっしりと防音シートが敷き詰められていた。直後に尋ねてきた隣人からは、「夜は静かにしてもらえますか、これ以上うるさくしたらその口を裂く」と脅される事態に。しかし、ジュヒが失踪した後の部屋には誰も居ない。妹が見つかるまで団地の部屋に泊まる事にしたジュヨンは、補聴器を介して奇妙な音が聞こえ始める。やがて音だけでなく何かの存在も感じるようになるのだが、これらは妹の失踪に関係しているのか…。

監督を務めたキム・スジンは、ミジャンセン短編映画祭「4万回の殴打」部門で、最優秀作品賞の受賞歴を持つ実力派で、『哭声/コクソン』、『コンジアム』の音響監督を務めたパク・ヨンギが、かつてない身の毛のよだつサウンドを生み出している。聴覚障がいのある主人公ソ・ジュヨンを演じるのは、ドラマ『ジャガイモ研究所』のイ・ソンビンが務めており、行方不明の妹を探すうちに、不可解な騒音が齎す恐怖と対峙するという難役を演じきった。同じく団地の騒音に悩まされている怪しい隣人には、Netflixで配信中の大ヒットドラマ『未知のソウル』で注目を浴びる、リュ・ギョンスが演じている。

今回解禁された予告編では、ベートーヴェンの名曲『エリーゼのために』の電話着信音に乗せて、悍ましい光景をところ狭しと映していく。舞台となる団地の玄関ドアにフォーカスが向けられると、びっしりと殴り書きされた“静かにしてください”という、段ボールが張り出されていた。ナレーションでは、「韓国映画3週連続No.1。音系団地ホラー聴ヒット作」という映画のテーマを鮮明にしながらも、引き続き不気味な着信音が鳴り響いている。その着信音に導かれるように、受話器を取った団地住民のジュヒだったが、この世のものとは思えない“怖音(ふおん)”を聴いてしまった影響で、彼女の叫び声が団地に轟いた…。

映像が一転して、聴覚障がいを持つ主人公のソ・ジュヨンが登場する。ジョヨンは、失踪した妹のジュヒが住んでいた部屋を訪れて、行方不明となった元凶を探っていると、床一面に黒く変色した箇所を見つけてしまう。さらには、住民がいないはずの上階部屋から、物音と足音が聞こえてきたり、窓から黒い人影が出現したり、包丁でドアをノックしてくる隣人男性が登場するなど、次々と怪奇現象が湧き上がってくる。一体全体どうなっているのか、理解不能な状況に直面したジョヨンの前には、謎の少年も登場!!  出血してしまうほどの勢いで、ジョヨンの補聴器を引き剥がした少年は、なんと手話で「これ以上聞くと、死ぬよ」と忠告するシーンも。

「93分の“怖音(ふおん)”体験」というおぞましいテロップとともに、べートーベンの「運命・交響曲第5番」に転調した予告編は、佳境を迎えていく。手で触れていないスマホの画面には、“ヒヒヒ”という謎の文字が表示されたり、赤い血に染まった人の足元、テレビに映る出演者が歪みながら笑うといった、気味の悪いシーンの数々が、サブリミナル的に切り取られていく。予告編ラストには、「この音、聞こえてますか?」という問いかけと共に、ある一定の周波数に設定された得体の知れないモスキート音が聞こえてくる。この音は、怪奇現象を引き起こしている霊の予兆音なのか。また、あなたがたは、“この音”を聞くことが出来るのか。実際に再生して確かめて欲しい。

※モスキート音は、長時間聞くと不快感を覚える可能性があります。極僅かな尺ではありますが、苦手な方は音にご注意下さい。

併せて届いたポスタービジュアルでは、団地の階層を連想できる見栄えとなっている。上段には、怪奇現象を目の当たりにしてしまい、手で口元を押さえている主人公のソ・ジュヨンを全面に写す。2段目には、失踪した妹のジュヒと思わしき女性が暗闇の部屋の中で、椅子の上に立ち窓の方角を見つめるという、薄気味悪いシーンを捉えている。3段目では、謎の男がドア外に怪しげに立ち尽くした、静かなインパクトを残すシーンが配置された。4段目には、恐怖の舞台となる団地カットを採用して、“呪われた団地”という事実を突きつける。なおよく目を通すと、人ではない“何か”が4つ見えるという、面白い仕掛けも施されている。

なお、キム・スジン監督は脚本執筆中と撮影中、突然物が倒れる心霊現象や不可解な音を聞いたと証言している。

層間騒音

『層間騒音』は10月10日より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国ロードショー。

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