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OKI、映像配信サーバ「OKI MediaServer」で4K映像配信に成功……H.265に対応

ブロードバンド テクノロジー
映像配信実験構成図
  • 映像配信実験構成図
  • 「OKI MediaServer」の概要
 OKIは11月7日、映像配信サーバ「OKI MediaServer」において、現行ハイビジョンの4倍の解像度となる4K映像の配信に成功したことを発表した。新たにH.265/HEVCの新映像コーデックに対応した。

 「H.265」(HEVC:High Efficiency Video Coding)は、1月にITU-Tで勧告化された新しい映像コーデック規格で、従来のH.264と比較して圧縮率が2倍程度向上する見込みだ。2014年度から日本で始まる、4K放送のコーデックとしても使用される予定となっている。

 「OKI MediaServer」は、IPTVの商用放送や国際機関実験で多くの実績を持っており、大規模IPTVサービスや、ITU-Tの映像配信実験施設「ITU IPTV IPv6 Global testbed(テストベッド)」に使用されている。OKIは、今後の映像配信サービスでのH.265の普及を見込んで、H.265対応機能を開発し、実験室レベルで4K映像配信実験に成功したとしている。

 具体的には、配信サーバとPCを構内ネットワークに接続し、4K対応テレビで映像が視聴できることを確認した。今回の実験では、IPTVの主要サービスであるVODとリニアTVのうち、リニアTVサービスにおいて検証を実施。今後、端末の開発にあわせてVODの実験も行う予定。
《冨岡晶》
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