コクヨS&T、SAP ERPのデータ抽出からファイル送信までをワンストップで行うソリューション発表 | RBB TODAY
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コクヨS&T、SAP ERPのデータ抽出からファイル送信までをワンストップで行うソリューション発表

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
システム概要図
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 コクヨS&Tは5日、SAP認定ソフトウェアソリューションパートナーであるエス・アイ・サービスと共同で、SAP ERPのデータ抽出~FAX/ファイルでのワンストップ送信をノンプログラミングで実現するソリューションを発表した。

 コクヨS&Tが提供するサービス「@Tovas(あっととばす)」とエス・アイ・サービスのデータ取得ツール『ConnectPlus Et(コネクトプラス イーティー)』とを連携させたもの。「@Tovas(あっととばす)」は、企業から外部に発信される文書の「流通情報の記録」に特化したインターネットサービスで、350社以上/利用者数15,000人以上(2010年12月現在)が契約・利用している。「情報トレーサビリティ(=情報の授受に関する足跡管理)」が実装されており、「@Tovas」空間を経由して送受信された伝達事実(いつ、誰が、何を、どのように送ったか、それは受信されたかどうか)が、第三者機関(総務省、法務省、経済産業省認定の特定認証機関)での電子公証対象として証明可能になっている。その他、「@Tovas」の送信機能は、公正取引委員会による「電磁的記録による書面の交付」にも完全対応している。一方『ConnectPlus Et』は、社内情報システム担当者が対応可能な簡単設定で、ERPからのデータ抽出をノンプログラミングで自動化できるツールとなっている。

 SAP社のSAP ERPは、日本の中堅企業・大企業の多くが導入している、企業情報のリアルタイム統合を特徴とする高機能アプリケーションパッケージだが、実際にはパッケージ標準機能利用だけでの導入は稀で、国内取引商習慣や自社独自仕様への対応をパッケージへのアドオンという形で実現するケースが多い。 今回のソリューションにより、ERPへの帳票データ出力用アドオン開発、社外への文書配信用サーバ導入および管理運用などのコストを廃し、情報トレーサビリティを確保したビジネス電子文書の交換が可能になるとのこと。スケジューリングされた『ConnectPlus Et』により抽出されたデータは、後続処理で「@Tovas」に転送され、データ送信のオペレーションは不要。提供開始は28日から、提供価格は100万円(税別)より。
《冨岡晶》
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