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Wi-Fiルータにスマートフォンが合体……Android搭載「Pocket WiFi S」

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Wi-Fiルータにスマートフォンが合体したモバイルルータ「Pocket WiFi S」が登場
  • Wi-Fiルータにスマートフォンが合体したモバイルルータ「Pocket WiFi S」が登場
  • 基本画面。Wi-Fi(IEEE802.1b/g)のON/OFFが簡単に分かるように工夫されている
  • 背面カメラ部。有効画素数約320万のCMOSカメラを内蔵
  • 端末下部には、Micro-USB2.0の外部接続端子を搭載
  • 側面にはボリュームコントロールのボタンがある。本体の厚みも13.5mmとスリム
  • 背面カバーを開いたところ。バッテリー(容量1200mAh)が見える
  • 誰でも簡単にワンタッチでWi-Fiルータ機能を起動できる点がウリ
  • 通話機能のためのダイヤル表示。通話履歴や連絡先なども簡単に呼び出せる
 イー・モバイルは14日、虎ノ門の本社において、音声通話機能とAndroid2.2を搭載したモバイルルータ「Pocket WiFi S」を2011年1月中旬に発売すると発表した。

 新製品は、データ端末として人気のある「Pocket WiFi」の基本機能を継承し、さらに付加価値をつけたバージョンという位置づけで、Wi-Fiルータにスマートフォンが合体したものだ。イー・モバイルの代表取締役社長のエリック・ガン氏は「スマートフォンにWi-Fiルータ機能が加わったのではなく、Wi-Fiルータにスマートフォンが合体した」と語った。あくまでWi-Fiルータが主語になっている点が同端末のユニークさを体現している。

 「Pocket WiFi S」の名称の「S」は、「Simple & Smart」の頭文字であり、シンプルな操作性とスマートな機能を意味しているという。サイズはW54.8×D13.5×H104mm、重量約105g(電池パック含む)と、Android2.2端末の中では国内最軽量であり、携帯性も優れている。

 シンプル操作という観点では、ホーム画面のウィジェットをワンタッチするだけで手軽に利用できるWi-Fiルータ機能(同時接続数5台まで)が追加された。通信速度(3G)は、下り最大7.2Mbps、上り最大5.8Mbps。

 さらに音声端末としての通話や、SNS、Webブラウジング、カメラ、GPSなどの機能も搭載。また、OSにAndroid 2.2を採用しており、Androidマーケットから各種アプリケーションをダウンロードしたり、ダウンロードしたアプリケーションを付属のmicroSDカード(2GB)に保存することも可能だ。もちろんGoogle系の各種サービス(G-mail、YouTube、Googleマップなど)も利用できる。

 ガン氏は同端末について、「Pocket WiFiは、ノートPCや携帯音楽プレイヤー、ゲーム機、タブレット端末など、さまざまなデバイスと接続でき、特に女性や若者から絶大なる支持を受けている」とし、「これを受けて、ユーザーにアンケート調査を実施した結果、Pocket WiFiに音声通話、SNS、カメラ、GPSなど、特に要望が多かったプラスアルファの機能を搭載した」と説明。

 また機能面だけでなく、外観に工夫を凝らしている点も特徴だ。フォルムは丸びを帯びた持ちやすいデザインで、ディスプレイも0.96インチから2.8インチと大きくなった。また「ブルー」と「ピンク」のカラーリアカバーが用意されており、女性にも受け入れられそうだ。待受時間は、「Pocket WiFi」の100時間から240時間まで改善されているという(連続通信時間は4時間で従来と同じ)。

 気になる価格と月額料金だが、「ベーシック」と「シンプルにねん+アシスト400」の2つのプランが用意されている。端末価格は前者の場合が19,800円、後者が240円となっている。また月額料金は、前者のスマートプランが4,280円、後者が4,980円となっている。2年間だけ使うのであれば、差額分を考えても「シンプルにねん+アシスト400」のほうがお得だろう。
《井上猛雄》
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