NEC、Microsoft Hyper-V2.0に対応した無停止型サーバ新製品を発売
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Express5800/ftサーバは、CPU、メモリなど主要なハードウェアをすべて二重化し、ハードウェア障害によるシステム停止のリスクを低減した高可用性サーバ。NECはこれまで、VMware社の仮想化基盤「VMware vSphere 4」に対応した無停止サーバを提供してきたが、「Express5800/R320a-E4」では、無停止型サーバとして初めて、マイクロソフト社の仮想化基盤「Microsoft Hyper-V」に対応した。
OSには「Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise」を採用し、同OSに搭載されている仮想化基盤「MicrosoftHyper-V2.0」に対応。仮想化基盤上で動作するゲストOS用ライセンスがあらかじめ4ライセンス添付されているため、中堅中小企業など、初期投資を抑えスモールスタートでサーバ統合を行いたい企業に最適な仕様となっている。またインテル社の最新CPU「Xeon E5504」「Xeon X5670」を搭載し、処理性能を従来モデル比1.4倍に向上させた(Express5800/R320a-M4との比較)。また、搭載可能なディスク容量を従来比2倍の4.8TB(テラバイト)まで拡大されている。
Express5800/R320b-M4の価格はX5670モデルが226万円~、E5504モデルが148万円~。NECは、新製品をアジア/大洋州にも同日より提供開始し、北米、欧州などにも順次提供開始していく予定。また、中堅中小企業における導入を加速するため、仮想化環境を新製品上に構築するサービスと新製品をセットにした「仮想化セットftサーバモデル」を、本年11月に提供開始する予定。