日立システムズと日本マイクロソフト、クラウド事業で提携 | RBB TODAY

日立システムズと日本マイクロソフト、クラウド事業で提携

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両社の提携により、日立システムズが目指すクラウドサービスの全体像
  • 両社の提携により、日立システムズが目指すクラウドサービスの全体像
 日立システムズと日本マイクロソフトは26日、クラウドサービスの提供において提携することを発表した。「Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V」をベースにした5種類のクラウドサービスを、同日より日立システムズが販売開始する。

 この提携に基づき、日立システムズは、「Windows Server 2012 Hyper-V」をベースとした5種類のクラウドサービスを販売するとともに、日本マイクロソフトと共同で営業、マーケティング活動を行う。サービスは「コミュニケーションシステム クラウドサービス」「仮想化クリニックサービス」「Hyper-V プライベートクラウド構築サービス」「オンサイト型リソースオンデマンドサービス」「BusinessStage仮想デスクトップサービス」の5つとなる。

 「コミュニケーションシステム クラウドサービス」は、日本マイクロソフトのMicrosoft Exchange Server、Microsoft SharePointR Server、Microsoft LyncR Serverを組み合わせ、顧客の個別要件に対応するコミュニケーション環境を構成し、クラウドで提供する国内初のサービス。日立システムズの国内データセンターからサービスを提供し、既存システムとの連携や日立システムズのソリューションとの組み合わせが可能なことが特徴。Microsoft Office 365のユーザーは、本サービスと併用することで、災害時でもビジネスシーンに欠かせない電子メールの継続利用が可能だ。

 「仮想化クリニックサービス」は、既存サーバー環境からデータを収集・分析してHyper-Vを導入した場合の効果を具体的に数値化し、詳細にレポーティングするもの。これにより、最適な仮想化環境を提案する。

 「Hyper-V プライベートクラウド構築サービス」は、Windows Serverの標準機能である「Hyper-V」と、統合管理製品「System Center」 を利用し、要件に合わせて、プライベートクラウド環境に必要なサーバー、ストレージ、ソフトウェア、導入サービスをパッケージ化して提供するもの。

 「オンサイト型リソースオンデマンドサービス」は、企業サイトにリソースオンデマンドサービスを提供する。サーバーやソフトウェアを購入せず、資産を持つことなく利用できる。Hyper-Vによる構築済みの仮想環境を提供するので、仮想環境の構築にかかる工数を削減し、導入した当日から利用可能だ。

 「BusinessStage仮想デスクトップサービス」は、日立システムズのデータセンターに、Hyper-Vとシトリックス社のXenAppを組み合わせたデスクトップ環境を構築し、仮想デスクトップサービスを提供する。

 また日立システムズは、「Windows Server 2012 Hyper-V」と統合管理製品「Microsoft System Center」を次期クラウド基盤に採用し、日立システムズのデータセンターおよび顧客サイトにおいて、今後3年間に10,000サーバーの仮想化をめざすとしている。日本マイクロソフトは、日立システムズが提供するクラウドサービスの開発・提供に対する技術支援を行うとともに、技術者の育成を支援する。これにより、日立システムズでは3年間で3,000名のHyper-V技術者、800名のHyper-V営業担当者、500名のHyper-V関連の資格取得者の育成をめざすとしている。
《池本淳》

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