富士通とサン、新しい「SPARC Enterprise M3000」を発売 〜 周波数向上の新プロセッサを搭載
エンタープライズ
モバイルBIZ
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
ニフティ、研究者の支援目的で高機能コンピュータを開放
-
富士通とサン、新プロセッサ搭載などで「SPARC Enterprise」を強化
「SPARC Enterprise M3000」は、「SPARC Enterprise M4000」以上のミッドレンジモデル/ハイエンドモデルにも搭載されている、クアッドコアプロセッサ「SPARC64 VII」を1CPU搭載したエントリーモデル。今回、動作周波数2.75GHzの新プロセッサを搭載しメモリ性能を強化したことで、整数演算性能を測定するベンチマーク指標である「SPECint_rate2006ベンチマーク」において、従来製品と比較して最大23%の性能向上を実現した。加えて、性能あたりの消費電力を13%削減した。富士通とサンは、それぞれのブランドで「SPARC Enterprise」を全世界で販売するが、両ブランドの機能は同一となっている。
米Sun Microsystems社のエグゼクティブバイスプレジデント ジョン・ファウラー氏は「Sun SPARC Enterprise M3000は、約1年前の販売開始以来、Solaris OSとともにお客様のビジネスの成功に大きく貢献してまいりました。このたびの機能強化により、サンはお客様へ優れた性能と価値の提供を継続します。サンはお客様のあらゆるビジネスに最適なSPARCとSolarisという優れた選択肢を、シングルプロセッサのM3000から最大64プロセッサのM9000という幅広い製品群で提供しています」とのコメントを寄せている。
さらに米Oracle社のデータベースサーバ技術担当シニアバイスプレジデント アンディ・メンデルソン氏は「オラクルは拡張された「SPARC Enterprise M3000サーバ最新版の発表を歓迎します。これは富士通と米国サン・マイクロシステムズ両社の20年以上にわたる協業が生み出したすばらしい実例です。私たちはOracle Database 11g Release2をSolaris 10が搭載されたSPARC Enterprise M3000サーバで数多のテストを行いました。お客様はSPARC Enterprise M3000サーバ上でOracle Database 11g Release2が高い信頼性と優れたパフォーマンスのもと低コストで稼動することを確信されることでしょう」とのコメントを寄せている。
関連リンク
関連ニュース
-
ニフティ、研究者の支援目的で高機能コンピュータを開放
-
富士通とサン、新プロセッサ搭載などで「SPARC Enterprise」を強化
-
米オラクル、ラリー・エリソン氏の基調講演をYouTubeに公開
-
富士通、統数研の新スパコンを受注
-
オラクル、スタンドアローン構成のインメモリRDB「Oracle TimesTen In-Memory Database 11g」などを発表
-
富士通とサン、「SPARC Enterprise」の仮想化機能を強化 〜 4モデルに1.6GHzの新プロセッサを搭載
-
理研、次世代スパコンの新システムを“スカラ型単独”に変更 〜 富士通と共同開発
-
富士通、原子力機構から日本最速スパコンシステムを受注 〜 200TFLOPSを実現
-
日本オラクルと富士通、UNIXサーバDBのアップグレード検証を共同で実施
-
デル、SolarisからオープンIAプラットフォームへの移行プログラムを提供開始
-
日本オラクルと富士通、データベース特化型の情報ライフサイクル管理の提供で協業
-
日本ユニシス、25種類以上のOSに対応するSaaS型「ウイルス対策統合管理サービス」を発表
-
JAXAが新スパコンシステムを公開!富士通の「FX1」を採用
-
JAXAの新スパコンが本格稼働を開始 〜 実行効率で世界1位
-
富士通、名古屋大学の新スーパーコンピュータシステムを受注 〜 3システムの合計で60TFLOPSを実現
-
サン、デスクトップ仮想化環境「Sun VDI」キャンペーンを実施〜単品購入と比べ最大約45%OFF
-
富士通と米Sun、クアッドコアSPARC64 VII搭載のエントリ向け2U UNIXサーバ
-
富士通、最大4基のUltraSPARC T2 Plusを搭載可能な4Uサーバ「SPARC Enterprise T5440」
-
Isilon IQ、富士通「PRIMERGY BX620 S4」/「SPARC Enterprise T5220」との接続を確認
-
富士通と米Sun、クアッドコアSPARC64 VII搭載で性能を1.8倍向上させたの「SPARC Enterprise」
-
富士通、中国移動通信集団より約20億円分もの基幹システム用サーバ、ストレージを受注