富士通、名古屋大学の新スーパーコンピュータシステムを受注 〜 3システムの合計で60TFLOPSを実現
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情報連携基盤センターでは、これまで2005年3月に導入した当時国内最大の主記憶容量を備えた富士通製スーパーコンピュータ「PRIMEPOWER HPC2500」を活用してきたが、大容量メモリを必要とする大規模演算と多くのCPUを必要とする並列演算という異なる2つの利用ニーズに対応するため、演算処理性能を向上させるとともに、より多くの利用者に並列計算の技術を広げるため、アーキテクチャーの異なる3種類の演算サーバで構成する複合型システムへの刷新を決定したという。
新システムは、UNIXサーバ「SPARC Enterprise M9000」(大規模SMP型演算サーバシステム)、テクニカルコンピューティングサーバ「HX600」(大規模分散並列型Linux演算サーバ)、ハイエンドテクニカルコンピューティングサーバ「FX1」(大規模分散並列型UNIX演算サーバ)がそれぞれ構成するアーキテクチャーの異なる3種類の演算サーバからなる複合型システム。同社のHPCミドルウェア「Parallelnavi (パラレルナビ)」「HPCポータル」「運用管理ポータル」によって、利用者がアーキテクチャーの違いを意識することなく1システムイメージで利用できるように統合されており、3システム全体の理論ピーク性能は60テラフロップスとなる。また、新システムは、ディスクアレイシステムに総物理容量1.15ペタバイトとなる「ETERNUS2000モデル200」も導入している。新システムは、学内からの利用のほか、各種の研究機関や企業からも活用される共同利用型のシステムで、2009年5月と10月の2段階で稼働を開始する予定とのこと。
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